教育体系・入学生

教育体系

地域学部のカリキュラム

地域学部では地域学科1学科に3つのコースを設けます。これまで展開してきた地域学の教育研究の基本的な考え方を学部コアカリキュラムの理論科目「地域学系科目」で学び、学際的視野の基礎を獲得するとともに、「実践科目」で実践力を育成します。また、各コースにおいて専門を深め方法論を獲得します。1学科となることにより、他コースの専門科目をとりやすくなり、地域に関する学際的な視野を得やすくなります。

学部共通の主要科目

「地域学入門」(1年次/必修/2単位)

地域学の特徴や、個別の専門分野と地域学との関係をつかみ、地域研究や地域づくりの実践例を学ぶことにより、地域学の基礎力を養う。

「地域フィールド演習」(1年次/選択/1単位)

地域の特性や課題,地域づくりの実践例を現場において学び、地域の特性や魅力、地域課題とその解決への関心やアプローチする意欲の促進をはかる。

「地域調査プロジェクト」(2年次/必修/4単位)

地域の特性と課題を把握し、地域特性を踏まえて多様な地域課題の解決を目指し、調査の方法、課題解決へのアプローチやプレゼンテーション、報告書作成などの基本的な技能を実践的に修得する。

「地域学総説A・B・C」(3年次/Aは必修、B・Cは選択/各1単位)

  • 地域学総説A:2年次までの学修成果を踏まえ、公共的な諸問題を「地域」という枠組みで捉え、学際的に研究するための考え方を確立し、専門分野と地域学との関係をさらに深く考え修得させる。地域のキーパーソンとして自らのキャリアデザインと地域のコミュニティデザインの重ね合わせについても考える。
  • 地域学総説B ・ C:個別のテーマで、実践的にあるいは専門テーマと関連する内容で、地域学の視点を学ぶ。

「専門ゼミⅠ・Ⅱ」(3年次/必修/各2単位)

2年次までの理論的な学習と実践的な学習を融合し、自らのテーマを設定・探求し卒業研究に展開するための専門的なゼミ。

「融合ラボ」(3年次/選択/1単位)

専門間にまたがる合同ゼミや実践的な企画を実施し、関連分野への理解と実践力を深める。(コース、プログラムを越えて、共通課題について学際的視点から議論を行ったり、調査・研究あるいは社会的実践を企画する合同ゼミなど)

「卒業研究」(4年次/必修/8単位)

地域課題解決のための広い視野と専門の知識・方法論,実践力を結実させる。卒業論文を課す。

他に、グローバルに地域の視点を展開する「海外フィールド演習」。地域づくりに関係するものを含む「インターンシップ」などをテーマに応じて修得できる。

地域学部の入学生

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