コンセプト・ポリシー

学部コンセプト

1
地域をつくりあげている諸要素(社会・文化・自然)に関する幅広い知識を修得し、それらを相互に関連づけて理解する高度な思考力を養成します。
2
地域にある様々な公共的課題を探求するために必要な知的好奇心を養います。
3
批判的判断力、創造的表現力、コミュニケーション力を発揮して、地域社会の課題解決にたずさわる実践力を磨きます。
4
最終的に、高い倫理観と責任感をもって地域社会の再生・持続的発展に貢献できる人材の養成を目指します。

コース概要

3つのポリシー

入学者受入れの方針

地域学部では、地域とそこに生きる人々との関わりに関心を持ち、これを科学的に探究し、地域の持続的発展に貢献したいという意欲をもった、次のような人を求めます。

  1. 地域学を学ぶにあたり、高等学校等において身につける、文化、社会、自然に関する基礎的な知識・技能を有する人
  2. 地域学を学ぶにあたり、基礎的な思考力、判断力、表現力を修得し、その向上を志す人
  3. 自己の能力を継続的に向上させ、地域の諸課題を探究しようと志す人
  4. 健全な倫理観を身につけ、主体的に他者と協働して地域社会の持続的な発展への貢献を志す人

地域学部では、これらの人を受け入れるため、入学者に求める能力やその評価方法を、知識・技能、思考力・判断力、表現力、主体性・協働性、創造性など様々な能力と関連付けて明示し、大学入学共通テストを利用する一般選抜のほか、総合型選抜、学校推薦型選抜、社会人を対象とした選抜などを活用して多面的かつ総合的な評価による入学者の選考を行います。


(参考)選抜方法と求める能力との関連

卒業認定・学位授与の方針

地域学部は、学生が地域学部の教育課程を履修し、所定の単位を修得して卒業要件を満たし、次に掲げる能力を身につけたときに学士(地域学)の学位を授与します。

  1. 文化、社会、自然に関する幅広い知識や理解、これを土台とした、地域の公共的課題の探究に関わる知識・理解、知識獲得のための方法と技能を有している。
  2. 論理的思考力、的確な判断力、創造的表現力および地域の諸課題を探究し解決しようとする態度を有している。
  3. 地域の諸課題に対して幅広い関心・興味・意欲を持ち、主体的・自律的・継続的に学び続けることができる生涯学習力を有している。
  4. 健全な倫理観を有し、豊かなコミュニケーションをもとに他者と協働して地域社会を創造する社会的実践力を身につけ、地域や社会に貢献できる。

教育課程編成・実施の方針

地域学部は、学位授与の方針で示す能力を学生が身につけることができるよう、次に掲げる方針のもと、学科及び各コースにおいて体系的な教育課程を編成し、実施します。

  1. 教育課程・教育内容
    ・大学での学習の動機を明確にして、主体的に学習にとりくめるよう、大学入門科目および学部・学科の専門に関わる入門科目を設けるなど初年次教育を充実します。
    ・教養豊かな地域学士を養成するため全学共通科目と学部の専門科目をバランスよく提供します。
    ・地域に生起する公共的課題を解決できる力を形成するため、これを理論的に追究する科目と実践的に探究する科目、そして両者を統合する科目を設けて、知と実践を融合する教育課程を編成します。
    ・自律的な生涯学習力を形成するために、各授業で、学び続けることの意義、地域の公共的課題に関する持続的な興味・関心、学習スキルの形成を目指します。
  2. 教育方法
    ・健全な倫理観を有し、他者と協働して、地域の諸問題を実践的に解決できる力を養うために、対話型・共同参加型の授業の展開に努めるとともに、国内外でのフィールドワークなど活動的学びを積極的に取り入れます。
  3. 学修成果の評価
    ・学部の定める成績評価基準に基づき、試験、レポート等により学修成果の到達度を厳格に評価します。
    ・学修成果の可視化に努め、教育課程の改善に活かします。
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