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子どもの発達・学習研究センターの概要

鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センターの説明

  1. 設置目的と体制
    1. 背景
      1. 附属学校部と連携した教育実践研究を行っており、その成果を附属学校部の研究発表大会で一般に公開し、附属小学校では教員免許更新講習にも活用している。
      2. すくすくコホートという発達コホート研究を行い、子どもの社会性の発達を追跡調査している。
      3. Dyslexia(読字障害)の早期発見と指導法開発について、附属小学校との連携の下に、研究実績を積み上げており、発達障害などの小児に対する病態解明と診断・治療研究を医学部附属病院子どもの心の診療拠点病院推進室と連携する準備が整っている。
      以上のように長年の研究実績はあるが、全体としてまとまった研究の方向性や枠組みが見いだせていないという現状がある。
       
    2. 設置目的と体制
      1. 本センターを設置することにより、地域学部の学際的な研究に一つのまとまった形を付与するとともに、附属学校部と地域学部とがより明確で確固たる教育・研究の枠組みを共有することを目的とする。
      2. 体制は地域学部附属のセンターであるため、地域学部教員が多数となるが、センターのメンバーシップは地域学部所属教員に限らない。
      3. 学内での協力体制として附属学校部と医学部附属病院子どもの心の診療拠点病院推進室と連携する。
      4. 学外との協力体制として、すくすくコホート研究の後援組織である鳥取子ども懇話会を通じて、地域の公教育や家庭教育への貢献と情報発信を行う。
      5. また、他大学の子どものこころの発達研究センター(大阪大学、浜松医科大学、金沢大学、福井大学、千葉大学、弘前大学)と連携して、子どもの心の諸問題解決に向けた研究の全国展開を行う。
  2. 業務内容
    以下の事項に関する研究・教育を行う。
    1. 附属学校部と共同して教育実践研究を実施し、研究発表大会のいっそうの充実をはかる。
    2. 附属学校部において発達コホート研究を行う。
    3. 医学部附属病院子どもの心の診療拠点病院推進室と連携して発達障害等の研究を行う。
    4. 研究成果を公教育や家庭教育に反映するための支援を行う。
    5. 他大学の子どものこころの発達研究センターと共同研究を行う。
  3. 組織
    1. スタッフ
      1. センター長
      2. 副センター長
      3. 部門長
      4. 部員
      5. 特命教員
      6. プロジェクト研究員
      7. その他の職員
    2. 委員会
      子どもの発達・学習研究センター運営委員会
      (センター長、副センター長、部門長、附属学校部長、その他)
  4. 事務
    地域学部事務
     
  5. 運営費
    特別経費、地域学部運営費、学部長裁量経費、受託研究費(文部科学省研究事業費、日本学術振興会科学研究費、厚生労働科学研究費、その他)
     
  6. 設置日
     平成26年4月1日
     
  7. 設置場所
     鳥取大学鳥取キャンパス地域学部棟 3階 共用スペース
     〒680-8551 鳥取市湖山町南4丁目101番地
     
  8. 他大学との連携
    • 大阪大学大学院連合小児発達学研究科 子どものこころの分子統御機構研究センター
    • 浜松医科大学 子どものこころの発達研究センター
    • 金沢大学 子どものこころの発達研究センター
    • 福井大学 子どものこころの発達研究センター
    • 千葉大学医学研究院 子どものこころの発達研究センター
    • 弘前大学 子どものこころの発達研究センター
    以上6大学と研究連携を行う。