地域学部で学ぶ留学生の声

地域学部では留学生たちの充実した学びをサポートしています。
学部の学生と同じように、大学内での講義だけでなく、地域での調査活動やボランティアなど、体験を通じて学ぶ機会を提供しています。地域学部への留学経験は、日本の文化を理解するにとどまらず地域をつくる主体としての自分を知る最良の機会となるでしょう。


長期で学ぶ留学生の声

短期で学ぶ留学生の声

モンゴルモンゴルからの留学生(国際地域文化コース 4年生)

留学期間:2018年4月~2022年3月(卒業予定)

 モンゴルから留学しています。モンゴルの大学で2年間勉強してから2018年に鳥取大学地域学部に入学しました。留学したことは、私のこれまでの人生の中で一番良い経験になったと思います。

 日本に留学したことで生活環境が急に変わりましたが、他の大学生、留学生、バイト先の同僚、G-Frenzを通して出会った人々など多くの友人ができ、私の周りのコミュニティが大きく広がりました。

 また、新しい文化を経験して異文化理解を身につけることができました。それは、私の今後の人生において大きな力になります。鳥取大学の様々な授業を通して学んだ知識、語学力などは今後社会人として国際的な仕事を目指す上で生かしていきたいと考えています。

留学生の声(モンゴル)

モンゴルでのひとこま

中国中国からの留学生(国際地域文化コース 4年生)

留学期間:2018年4月~2022年3月(卒業予定)

 私は国際文化に興味を持ち、鳥取大学への進学を決めました。入学以来、普段の授業を通じて多様な文化を学び、自分の視野を広げることができ、「地域」に対する考えも深くなりました。いろんな国の学生たちと仲良く一緒に勉強でき、たくさんの友達ができたことは自分にとって貴重な財産となっています。

 教室での授業だけではなく、韓国・中国の海外プログラムに参加し、事前学習と現地調査、最後の調査発表までの一連のプロセスを通して多くのことを学ぶことができました。特に海外での現地調査は現地感覚をみにつける重要な機会でした。また、ゼミの先生が開く中国語と韓国語の勉強会にも積極的に参加しており、日本人の学生に中国語を教える過程では言語と文化の類似性と相違性について改めて認識するきっかけとなっていますし、韓国語の勉強会では言語以外の韓国の文化に触れ、日本、中国、韓国の歴史・文化を比較する面白さも感じ、それが現在の卒業論文のテーマにつながっています。

 今までの大学生活をふりかえってみると、最初は慣れないことで失敗も多かったですが、たくさんの人々の助けによって困難を乗り越えて達成した時の充実感の方が今は多くなっています。鳥取大学地域学部国際地域文化コースを選んで本当に良かったと思います。

留学生の声(中国)1 留学生の声(中国)2

留学生の声(中国)3 留学生の声(中国)4

マレーシアマレーシアからの留学生(地域創造コース 2年生)

留学期間:2020年4月~2024年3月(卒業予定)

 地域学部地域創造コースで学んでいる感想は一言で言えば”面白い"だと感じた。私は公務員になりたいから政策のこと学びたいと思っている。しかし私の国では政策といえば国の規模で考えるのが普通だ。そのため地域のことを学ぶ、というのはよく分からなくて正直あまり期待しなかった。だが、1年生の8月ぐらいには、地域の大切を知って考え方を変えた。地域を知ろうとするためには色んな知識が必要で広い分野を履修することになる。面白いことは実際の事例があって今まで勉強したことを地域に活かせることだ。(MRSM Beseri高校から進学)

留学生の声(マレーシア)1 留学生の声(マレーシア)2

東日本大震災の被災地訪問でのひとこま

韓国韓国釜京大学校からの留学生

留学期間:2019年9月~2020年3月

 韓国の釜山にあるプギョン大学から日本の鳥取大学へ一年間、特別聴講留学生として交換留学をしました。これまでは聞いたことのなかった鳥取市も鳥取大学も実際に来てみるととても良いところだと感じました。鳥取砂丘や湖山池などの美しい自然環境も素敵で、鳥取の文化遺産を見ながらゆっくり日本文化を眺めたり、祭りなどの地域行事に参加したりして、日本人とともに地域文化を体験することができたことも嬉しかったです。

 大学、学部でも、大切な勉強をすることができましたし、先生達の配慮のおかげで、日本での経験は素晴らしいものになったと感じています。元の大学の専攻とはまた別の視野で、日本の歴史や社会文化を学ぶことは地域学部でしかできないことでした。

 中国やベトナムなどの外国の留学生と話し、友人になったグローバルな経験や日本人学生の韓国語学習を手伝ったことなどは、簡単にはできない経験であり韓国の友人によく自慢しています。鳥取大学に交換留学派遣を決めたことは良い選択だったと感じています。留学時は1年生を終えたばかりで難しいことも多かったですが、そのぶん日本語だけではなく、学生としての能力や視野を強化し、 帰国後にも大学生活に自信を持って進ませる経験でした。

留学生の声(韓国)1 留学生の声(韓国)2

留学中の鳥取大学でのひとこま

中国厦門大学からの留学生

留学期間:2019年10月~2020年3月

 私は四年生前期に鳥取大学へ交換留学をしました。この5か月の間に、私は知識、文化、生活あらゆる面で学びを得ました。毎週、日本人と韓国人の友達とお互いの言語を学び、文化交流をしましたし、休みの日には、電車に乗って色々なところに行き、日本文化を体験しました。その中で日本の観光は地元の文化や産業をうまく生かしていると感じました。鳥取は厦門と同じように美しい沿岸都市であり、いつでも青い海を見ることができることも魅力です。

 また、厦門大学と比較して、鳥取大学のコースは現実との結びつきに重点を置いていると感じました。私は地域学部で東アジア史、文化財や博物館についてなど多くのことを学びました。その後、鳥取砂丘や鳥取とその周辺の博物館にも実際に訪れ、コースで学んだ知識と目の前の風景や展示物とを結びつける経験は非常に素晴らしいものでした。日本文化に関するコースや活動では、日本の温泉文化や雪まつりについても理解し、生け花やバウムクーヘンの作り方の体験も行いました。

私は1年間の鳥取の生活で、すごく成長しました。鳥取ではすべてが勉強です。遊ぶこともアルバイトもサークルも。毎日楽しい勉強が待っています。皆さんも実際に鳥取に来て、楽しい友達を作って、楽しく勉強してみませんか。

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留学中の鳥取大学でのひとこま

ベトナムベトナムからの留学生

留学期間:2019年10月〜2020年12月

 初めて日本と知り合ったのは中学校の時,ベトナム・日本文化祭に参加した時でした。そして高校で日本語授業を通して日本に興味を持つようになり,2019年の秋に鳥取大学地域学部への留学プログラムではじめて日本に足を踏み入れました。鳥取大学へ留学してみると、今まで写真やインターネットでしか知らなかったものを直接体験することができました。初めての留学で、しかも日本語も上手ではなく、すごく心配していましたが、今では留学して本当によかったと思っています。そして特に地域学部の皆さんとの交流を通じて、日本ばかりか自国について一層分かるようになりました。帰国後、留学生活や日本だけでなく鳥取での素晴らしい経験をベトナムの友人に伝えました。鳥取大学の先生や学生,そして鳥取大学に留学している外国人学生たちと触れ合う機会に恵まれ、私とって忘れられない思い出になっています。

留学生の声(ベトナム)1 留学生の声(ベトナム)2

留学中の鳥取大学でのひとこま

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