教育理念・目的

 持続性社会創生科学研究科は、わが国とわが国を取り巻く経済、社会、環境が大きく変わろうとしている中で、地球規模の課題と地域の課題に対する幅広い理解のもとに、自らの専門性を活かして持続可能な社会の創生を担っていくための人材を育てることを目的としています。従来の学問分野の枠を超えて、持続可能な社会づくりに関わる俯瞰的な思考力を身に付けた人材養成を行うため、本研究科博士前期課程には、地域学専攻、工学専攻、農学専攻及び国際乾燥地科学専攻を設置します。

 人口減少・高齢化社会、グローバル化時代に向けた持続可能な社会の創生に当たっては、地域の人々の生活、文化、教育等の面において社会の仕組みづくりに関わることができる知識と能力をもった人材の養成が求められています。地域学専攻は、このような社会的ニーズに対応するべく、高度な専門性を身に付けるため地域創生コースと人間形成コースの2コースを設けます。さらに、専門を超えた教員からも指導を受けることができる教育体制を取ることにより、地域の仕組みづくりと地域の人づくりを並立させて地域社会を創生する人材を養成します。

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