地域創生コース

養成する人材像

公共的課題の解決や個性豊かで持続可能な地域の創造をめざすために、地域創造分野や国際地域文化分野の知識をベースに、地域政策や地域づくり、文化資源の活用、コミュニティネットワークの形成など、人の視点を重視した地域づくりを行うことができる地域のキーパーソンを養成します。

研究指導に携わる教員

地域創生コース

地域創造分野

国際地域文化分野

  • ※ 高等教育セ:「教育支援・国際交流推進機構」(高等教育開発センター)
  • ※ 国際交流セ:「教育支援・国際交流推進機構」(国際交流センター)

在学生と修了生のメッセージ

  • 地域創生コース在学生 原田龍志さん

    地域創生コース在学生の男性が、楽器を持った2人の男性の間で国際交流お知らせボードを持って立っている様子
    「くらよし国際交流フェスティバル」の方々と(写真中央が筆者)

    私は、より広い視野と専門性をもって、出身地でもある山陰・鳥取の地域社会を考えていきたいと思い、本専攻を受験しました。大学生の頃の地域活動を通して、民族的ルーツを超えて人間同士が関わり合う国際交流の取組に、興味関心を抱きました。大学院では、山陰・鳥取の国際交流の現場とフィールドワークという形で関わりながら、グローバル化の進む現代社会の深まりを、より専門的に考える学際研究を進めています。
    大学院を目指すことは、高校や大学の受験と求められるレベルも質も異なる分、困難を感じる人もいるかと思います。しかし、自分自身が何を知り、深め、どんな人物になりたいのかといった、研究や学びのゴールを明確に立てることで、そうした不安に立ち向かうことは可能です。多様な専門領域を学べる本コースでは、一人一人に応じた様々なゴールを設定することができます。こうした研究・学習環境でチャレンジしてみたい方は、ぜひ地域学専攻を受験されてみてはどうでしょうか。応援しています。

  • 地域創生コース修了生 小林悠歩さん

    地域創生コース修了生の女性が、笑顔でカメラを持って、ピースをしている様子

    私は日本の農山村地域とそこに関わる外部人材との関係について研究したいと思い,修士課程に在籍していました。在学中は,授業の一環で全国各地の様々な地域にフィールドワークに行くことができ,また地域づくりインターンシップにも参加することで,農山村地域での実践活動や現地調査を行うことができました。さらにベトナムの農山村でのフィールドプログラムにも参加し,日本のみならず海外の地域についての知見も広げることができました。たくさんの現場経験を得ることができたおかげで,地域の目線に立った研究をすることができました。修了後は地域おこし協力隊として現場で活動したり,研究を続けたりしており,地域の方との関わり方や現地での調査のやり方など,修士課程の2年間で培ったスキルが全ていきています。また,在学中に出会ったたくさんの地域のみなさんとも交流を続けており,その出会いは私の人生の宝物となっています。

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