実践活動 – 地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020 Fri, 19 Mar 2021 02:42:29 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.4 ことばの再発明 / 記録集2020-21刊行のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/kotoba_archive/ Fri, 12 Mar 2021 01:20:42 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5750 [実践活動編E] ことばの再発明−鳥取で「つくる」人のためのセルフマネジメント講座−では、約1年間の活動記録をまとめた記録集を刊行いたしました。

レポートはこちらからご覧ください

本書について

はじめに

2020年6月から2021年1月にかけて、鳥取大学地域学部・佐々木研究室とコーディネーターの蔵多優美との共同企画として「ことばの再発明」と題した連続講座を行いました。鳥取で活動するアーティスト、クリエイター、デザイナー、パフォーマーなど広い意味での表現者=「つくる」人を対象として、自身の作品や活動を適切に言語化し、他者に伝える技術を学ぶ場を作る試みです。この度、同講座の思想と実践、そして受講生である「つくる」人たちの魅力を紹介する記録集を制作しました。講師によるコラムや受講生の作品・活動紹介の他、すでにウェブで公開している各講座や成果発表展のレポートも収録しています。

本書の特徴

「ことばの再発明」の主役は受講生です。そこで受講生がたどったプロセスがわかるよう、プログラムの時系列に沿ってこの記録集のページを配置しました。受講生が講座をどのように体験したか、その声も聞きたいと考え、4名の受講生によるエッセイを収録しています。また、講師が「表現とことば」についてどのような考えをもつのか、講座後に執筆していただいたコラムを掲載。それぞれのスタイルを反映する文章が、講座そのものの雰囲気を再現し、各講師にとって「ことばの再発明」がどのようなものであったかを窺い知ることができるでしょう。

ことばの再発明 −鳥取で「つくる」人のためのセルフマネジメント講座−記録集2020-21

編集|佐々木友輔、蔵多優美、nashinoki
編集ディレクション/制作進行|nashinoki、蔵多優美
掲載作家(受講生)|井澤大介、ISOIYO、磯崎つばさ、exkeee、奥井彩音、音泉寧々、神山かなえ、品岡トトリ、Seizan、田中京子、中村友紀、ナカヤマサオリ、にゃろめけりー、藤原京子、水田美世、村瀬謙介、もりさと、yamasaki
執筆|佐々木友輔、蔵多優美、野口明生、藤田和俊、nashinoki、後藤怜亜、白井明大、大林寛、西島大介、榊原充大、篠田栞、熊野森人、高橋裕行、多田かおり、田中ちえこ、田中京子、ナカヤマサオリ、にゃろめけりー、村瀬謙介
写真|平木絢子、藤田和俊
アートディレクション/デザイン/構成/イラストレーション|蔵多優美
カバーデザイン/デザインサポート|bank to LLC.
発行所|鳥取大学地域学部佐々木研究室
発行日|2021年3月12日|A4|112頁

本講座は『令和2年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業採択「地域資源を顕在化させるアートマネジメント人材育成事業」』の一環として実施しました。取り組みの成果を広く知っていただくため、本書はWEB上にて無料公開いたします。→WEB公開用PDF

本書の配布について(申込終了。たくさんのお申込ありがとうございました。)

  • 本講座にご参加いただいた聴講生(希望者全員)及び本活動にご興味のある皆さま(先着50名)に本書1部をご送付いたします。(無料・送料大学負担)
  • ご希望の方はこちらの受付フォームにて3/17(水)12時までに情報登録をお願いいたします。
  • 以降については、下記お問い合わせ先へご連絡をお願いいたします。

本書に関するお問い合わせ先

sasakiyusuke@tottori-u.ac.jp(佐々木)

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ことばの再発明 / フォーラム「鳥取で出会う表現とことば」のご案内(2/12追記) http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/kotoba_forum/ Thu, 11 Feb 2021 22:05:56 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5011 [実践活動編E] ことばの再発明−鳥取で「つくる」人のためのセルフマネジメント講座−では、成果発表企画としてフォーラム「鳥取で出会う表現とことば」を開催いたします。

フォーラム「鳥取で出会う表現とことば」〜「ことばの再発明」成果発表企画

会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします。お申込みはこちら。)

日時①|11/30(月)19:00-21:00 ※詳細はこちら
ゲスト|波田野州平(映画作家)

日時②|12/14(月)19:00-21:00 ※詳細はこちら
ゲスト|𠮷田恭大(歌人/舞台制作者)

日時③|2021/1/20(水)19:00-21:00 ※詳細はこちら
ゲスト|ひやまちさと(イラストレーター)

フォーラムについて

7月〜9月に実施した連続講座「ことばの再発明」の受講生が、その成果発表の一環として、自らが企画に関わるフォーラムを開催いたします。講座での講師との対話を踏まえ、「表現とことば」について、あらためて議論する場を設けます。
本フォーラムの講師には、鳥取県出身の芸術文化活動者3名を招聘。彼らは各地に活動の場を広げながらも、生まれ育った鳥取にかかわる個人制作やプロジェクトを続けています。
前半は講師が自己紹介プレゼンテーションを行い、後半は「ことばの再発明」受講生が司会・進行をつとめ、「鳥取を経て/踏まえて活動すること」を切り口とした議論を行います。鳥取県内で活動する受講生と講師が等身大のコミュニケーションを行い、そこから一度きりの講座を超えた交流が生まれることを期待します。

フォーラム① 波田野州平

日 時|11/30(月)19:00-21:00
ゲスト|波田野州平(映画作家)
参加受講生|exkeee(painter)、にゃろめけりー(ZINE作家/DJ/音楽をつくる人)、もりさと(米泳ぐ代表/サンインテラス編集長)

波田野州平(はたの・しゅうへい)[ 映画作家 ]
1980年鳥取生まれ、東京在住。初長編映画『TRAIL』(2012)が劇場公開される。『影の由来』(2017)が東京ドキュメンタリー映画祭短編グランプリ受賞。『断層紀』(2013-2018)、『旅のあとの記録』(2018)が東京ドキュメンタリー映画祭入選。2017年より記録集団・現時点プロジェクトを始め、鳥取の高齢者の個人的体験の語りを映像で記録する『私はおぼえている』などを行っている。

exkeee(エクスキー)[ painter ]
1989年生まれ兵庫県淡路市出身。昔から絵を描くことは好きで、自分の想像の中で描くスタイルは変わっていない。自由に描く事が楽しいからやっているという感じ。暗い重い作品が多く、その時の感情のまま描いていく。特にコンセプトもなく。目の前の絵を描き上げ、いろんな感情と出会う事が自分の再確認になっている。

にゃろめけりー[ ZINE作家/DJ/音楽をつくる人 ]
1998年6月27日蟹座生まれ。〝にゃろめけりー。〟という名前は本名をもじったものであり、ほぼ本名。絵や音楽などアートに関する事何でも大好き。2019年4月に自身初のZINE『自己肯定感』を発表。その後『自己肯定感2』、『まじないの不在』、『わたしとことば』とZINE制作を続ける。2019年5月からDJを始め、初心者ながら既に4回のイベントに出演。

もりさと[ 米泳ぐ代表/サンインテラス編集長 ]
京都府福知山市生まれ、鳥取県米子市育ち。日本一周の旅を途中で断念し、地元に戻り米子を拠点に活動を開始する。フリーランスとして、執筆や撮影業務などを行いながら行政と連携し、まちづくりに関わる案件などを担当。並行して、拠点を作るために、DIYなどしながら12月中旬のオープンを目指す。

フォーラム② 𠮷田恭大

日 時|12/14(月)19:00-21:00
ゲスト|𠮷田恭大(歌人/舞台制作者)
参加受講生|磯崎つばさ(地域自主組織ふれあいの郷かあら山事務局長)、中村友紀(鳥取大学地域学部4年生/演劇)、ナカヤマサオリ(助産師/執筆業)、水田美世(totto編集長/ちいさいおうち管理人)

𠮷田恭大(よしだ・やすひろ)[ 歌人/舞台制作者 ]
1989年鳥取市生まれ。中高生の頃、短歌と演劇を覚える。早稲田大学文学部演劇映像コース卒。2019年いぬのせなか座より歌集『光と私語』を刊行。近作に『七月が六月を迎え、あらゆる朝に』(「文學界」2020年9月号)。現在は吉祥寺の劇場に勤務する傍ら、北赤羽で『北赤羽歌会』、下北沢で詩歌の一箱書店『うたとポルスカ』を運営。結社誌『塔』の短歌時評、日本海テレビ「いっちゃん歌会」選者などを務める。

磯崎つばさ(いそざき・つばさ)[ 地域自主組織ふれあいの郷かあら山事務局長 ]
高校時代に中村哲さんに憧れ、イスラム史を専攻。百貨店バイヤー、編集者を経て、6年前に大山町に移住。趣味は短歌と観劇。まちづくりの一環で、最近はオーラルヒストリーの採集を行っている。ことばのかたちに関心があります。福岡市出身の一男一女の母。

中村友紀(なかむら・ゆき)[ 鳥取大学地域学部4年生/演劇 ]
1998年生まれ、和歌山県和歌山市出身。鳥取大学地域学部地域学科国際地域文化コース4年生。中学生の頃にアマチュア・未経験者対象の演劇ワークショップで演劇に出会い、大学へ進学後も様々な文化人に出会ったことで演劇の興味をさらに広げる。これまで、大学の講義室を使った演劇公演の企画などを行う。

ナカヤマサオリ[ 助産師/執筆業 ]
1984年東京生まれ。大学で心理学を学び、書店員を経てから看護師・助産師となる。鳥取生活7年目。助産師として働く傍ら、執筆業・聞き書きを行う。
鳥取県中部で活動する記録集団「現時点プロジェクト」のテキスト班。
雛形「私の、ケツダン」、リトルプレスdm 「鳥取という場所で助産師をすること」執筆。

水田美世(みずた・みよ)[ totto編集長/ちいさいおうち管理人 ]
千葉県我孫子市生まれ。鳥取県米子市育ち。2008年から8年間、川口市立アートギャラリー・アトリアにて学芸員として勤務。2人目の出産を機に帰郷。2016年に子どものためのスペース「ちいさいおうち」を自宅隣に開く。2017年には鳥取県内のアート活動を伝えるウェブマガジンtotto(トット)を仲間と立ち上げ編集長を務める。

フォーラム③ ひやまちさと

日 時|2021/1/20(水)19:00-21:00
ゲスト|ひやまちさと(イラストレーター)
参加受講生|井澤大介(深夜の美術展in鳥取 主催/企画者/雑談をデザインするひと)、奥井彩音(林業/山のデザイン)、にゃろめけりー(ZINE作家/DJ/音楽をつくる人)

ひやまちさと[ イラストレーター ]
1988年鳥取県出身。イラストレーションや版画の制作、デザインなどを生業にしつつ、2019年若桜町にギャラリーカフェふくをオープン。鹿野芸術祭実行委員会では、ディレクションを担当する。

井澤大介(いざわ・だいすけ)[ 深夜の美術展in鳥取 主催/企画者/雑談をデザインするひと ]
伯耆町出身。大学時代の鳥取のアートギャラリーとの出会いを機に、「自分の知らない価値観と出会える場所」として、ギャラリー等での出会いをSNSに記録し始める。2018年より、カフェで夜の時間帯にアート鑑賞を楽しめるイベント、『深夜の美術展in鳥取』を鳥取の仲間と運営している。

奥井彩音(おくい・あやね)[ 林業/山のデザイン ]
東京都板橋区出身。大学の環境学部で日本庭園について学び、「木」と「環境」についての興味から林業をはじめる。智頭町の林業事業体で、間伐・植栽等環境負荷の低い山の整備を模索する傍ら、個人で事業パンフレットやロゴのデザインなどもする。

にゃろめけりー[ ZINE作家/DJ/音楽をつくる人 ]
1998年6月27日蟹座生まれ。〝にゃろめけりー。〟という名前は本名をもじったものであり、ほぼ本名。絵や音楽などアートに関する事何でも大好き。2019年4月に自身初のZINE『自己肯定感』を発表。その後『自己肯定感2』、『まじないの不在』、『わたしとことば』とZINE制作を続ける。2019年5月からDJを始め、初心者ながら既に4回のイベントに出演。

参加申込および申込後のご案内について

申込方法および締切

・参加を希望される方は各プログラム開催当日17時まで専用参加申込フォームからお申込みください。(参加申込は締め切りました)

定員および望む参加者像

・定員を40名とし、先着順とさせていただきます。
・フォーラムはどなたでも聴講可能です。「ことばの再発明」の取り組みにご興味を持って下さった方や、鳥取県出身者、U・I・Jターンで鳥取で活動をしている/予定している方、県内外問わず地域での芸術文化活動に携わる方など、年齢・経験、学生・社会人問わず、広く参加を募集しています。ご関心のある方は、この機会にどうぞご高覧ください。

申込後のご案内およびフォーラムのアーカイブについて

・フォーラムにご参加いただける方には、以下の日程で改めて情報連絡いたします。今しばらくお待ちください。(以下の日程以降にお申込いただいた方には随時ご対応いたします)

  • フォーラム①|11/27(金)以降
  • フォーラム②|12/11(金)以降
  • フォーラム③|2021/1/15(金)以降

・フォーラムの様子は録画をいたしますが、動画の一般公開は行いません。後日、本WEBサイトにてレポートを掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー⑤のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/b_210110/ Tue, 05 Jan 2021 03:53:04 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5406 [実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー⑤

日 時|2021年1月10日(日)11時〜
ゲスト講師|吉竹美香(インディペンデント・キュレーター)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

キュレーターとしての役割・展開

概要

UCLAで美術史の博士課程在籍中から欧米の様々な美術館でキュレーターとしてキャリアを重ねた主要な展覧会のいくつかを取り上げます。美術館とギャラリーの展覧会企画の違い、私自身が企画した展覧会と美術館から依頼を受けたプロジェクトの差異などを考慮すると、キュレーターとしての役割は以下に分けられます:1).国際巡回展コーディネーション/リエゾン(2005―2010)、2).美術館キュレーター:ハーシュホーン美術館と彫刻庭園(2011–2018)、3).Blum&Poe特別企画キュレーター (2012、2019)、4).インディペンデント・キュレーター(2018―現在)。日本の近・現代美術史の受容、国際巡回展の企画、カタログ作成、パブリック・プログラムなどにおける様々な文化通訳の仕事、そして現在手がけている気候変動と環境・社会正義の関係性を検討します。

プロフィール

吉竹美香(よしたけ・みか)
インディペンデントキュレーター。ハーシュホーン美術館と彫刻庭園(ワシントンD.C.)元キュレーター(2011–2018年)。カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)より修士号および博士号取得。博士論文をもとに「太陽へのレクイエム:もの派の芸術」(Blum & Poe、ロサンゼルス、2012年)を企画し、国際美術評論家連盟アメリカ支部(AICA-USA)より受賞。開催予定も含む主な展覧会=草間彌生の特別巡回展 「Infinity Mirrors」(ハーシュホーン美術館と彫刻庭園、ワシントンD.C.、 2017–2019年)、「パレルゴン:1980-90年代日本美術」(Blum & Poe、ロサンゼルス、2019年)、「奈良美智 国際回顧展」(ロサンゼルス・カウンティ美術館、2020年、ゲストキュレーター)、草間彌生展「KUSAMA:Cosmic Nature」(ニューヨーク植物園、2021年、ゲストキュレーター)。草間彌生回顧展(M+、香港、2022年、ドリュン・チョンとの共同企画)、「息(る):気候変動と社会正義(Breath(e): Towards Climate and Social Justice)」(ハマー美術館、ロサンゼルス、2024年、グレン海乃との共同企画)。また、村上隆回顧展「©Murakami」(ロサンゼルス現代美術館、2007年)、「李禹煥」展(グッゲンハイム美術館、2011年)にも携わり、カタログに寄稿。「ターゲット・プラクティス」(シアトル美術館、2009年)、 「カール・アンドレ:場所の彫刻1958–2010」(Dia Art Foundation、2014年)、「東京1955-1970:新しい前衛」(ニューヨーク近代美術館、2012年)のカタログにも寄稿。

参加申込について

・参加を希望される方は2021/1/8(金)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー⑤』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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School-in-Progress 2020+1 / 講座実施のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/c_2020-2021/ Mon, 14 Dec 2020 02:25:58 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5360 [実践活動編C] School-in-Progress 2020+1 Living, making for _______ #04のスケジュールと講座内容をお知らせいたします。

School-in-Progress 2020+1 「Living, Making for _______#04」
スクール・イン・プログレス2020+1 暮らすこと、つくること、_______のために #04
日時|2021年1月8日(金)〜24日(日)
会場|オンライン開催

概要

「スクール・イン・プログレス」は、「living/暮らす」と「making/つくる」という人の根源的な営みをキーワードに、既にあるものや普段の生活・日常を見つめ直し、創造性の在処を見つけ、それを自らの内に育む力を身につけるオルタナティヴなアートの学校です。mamoruと山本高之、ふたりのアーティストを共同ディレクターに迎え、リサーチやフィールドワーク、ワークショップ、ディスカッションといったアーティストの制作プロセスをベースとしたカリキュラムによる実践を通して、感覚をすまし、思考を深め、様々な興味関心を持つ講師や参加者達と出会い、新たな知のきっかけを獲得する機会をひらき、世界を学び直すことを試みています。

これまで実施したスクールでは1週間から10日の合宿形式を基本としていましたが、第4回目となる今回はオンラインにて「振り返ること」をテーマにワークショップやレクチャーをおりまぜた形式で実施します。ただオンラインセミナーを数珠つなぎにしただけではせっかくスクールに集まってくる人達と出会ったりする醍醐味が味わえない・・・そこで「朝食の時間」、「バーの時間」を設けワークショップやレクチャーとは違う雰囲気の時間も設けたいと思っています。2020年以降の世界と向き合いながら_______ために、共に学ぶ機会としたいと思います。

タイムスケジュール

  • 1月8日(金)20:00-21:00 SiP2020-21ガイダンス
  • 1月9日(土)10:00-16:00 WS01_1 mamoru|聞き振りかえる技術(その1)
  • 1月10日(日)10:00-16:00 WS01_1 mamoru|聞き振りかえる技術(その2)
  • 1月11日(月)〜15日(金)課題
  • 1月16日(土)10:00-11:00 WS01_3 mamoru |聞き振りかえる技術(その3)
            11:00-16:00 WS02_1 山本高之|1番おもしろい話(その1)
  • 1月17日(日)10:00-16:00 WS03 坂口直也|Show Guyの生涯(自分抽象画)
  • 1月18日(月)〜21日(金)課題
  • 1月22日(金)20:00-21:00 WS02_2 山本高之|1番おもしろい話(その2)
  • 1月23日(土)14:00-16:00 レクチャー 白川昌生|最近考えていること:歴史修正主義について
  • 1月24日(日)14:00-16:00 Open to Public・Round Table
                  「4回目のスクールはなんだったのか?振り返る」,br>
                   Online Fes!? 出演など:TBA

*以上のスケジュールをよくご覧の上、すべてのプログラムに参加できるようにご自分のスケジュールを調整するようにお願いします。また期間中の平日にもグループ課題などが加わる可能性がありますのでその点もご注意ください。

講座内容

WS01 mamoru | 聞き知り想像し「振りかえる」技術

スクールに参加する皆さんは当然(!?)スクール・イン・プログレスってどういうところ?なんだろうという興味・関心・疑問(不安?)を持って参加してくれるものだと思います。このワークショップでは過去3回のスクールインプログレスに関わった人達にインタビューすることを通じて自分が経験したわけではない誰かの過去の経験に興味のチャンネルを合わせ、聞きー知りー想像しー経験しーさらにその「経験」をちょっとしたアウトプットにつなげて振り返ってみたいと思います。

WS02 山本高之|人生で1番面白い話(2020 online-ver.)

現在世界中で新型コロナウイルス感染症の蔓延により、様々な活動が制限されています。現在(10月初頭の日本)では「Go toナントカ」で街に人が溢れていますが、諸々の騒動が始まった緊急事態宣言発令以前の暮らしを思い出してみましょう。このワークショップはどこにも「Go to(?)」せずに自室の中で、あなたが生まれてから今年1月の宣言発令前までの人生の中で一番面白かった経験、一番笑った出来事を思い出すところから始まります。

WS03 坂口直也|Show Guyの生涯(自分抽象画)

オルタナティブな記憶の整理の仕方を探る活動を行います。

レクチャー 白川昌生|最近考えていること:歴史修正主義について

来年度丸木美術館で発表予定の作品にまつわる最新のリサーチについてのトークを行います。

ディレクターズ・ステイトメント / アーティストプロフィール

こちらにてご確認ください

本講座窓口・お問い合せ先

arts.school.in.progress@gmail.com [ School-in-Progress実行委員会(鳥取市瓦町527 ことめや内) ]

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鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー④のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/b_210107/ Mon, 14 Dec 2020 01:59:46 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5350 [実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー④

日 時|2021年1月7日(木)19時〜
ゲスト講師|小田原のどか(彫刻家、彫刻研究者、版元運営)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

つくること、書くこと:土地との関わりから考える

概要

私は2011年から長崎原爆碑の調査をはじめ、現在も継続しながら、ここでの調査や経験をもとに制作や執筆を行ってきました。東京から長崎に通いながら見えてきたものが、自分の制作にいかされています。近年では東京の戦争記念碑、九州のほかの土地への関心、また水俣や北海道など、関心や調査対象が多岐にわたっていますが、フィールドワークや記録資料の読解などの調査を、つくること、書くことに展開するという方法論は変わっていません。今回は、そのような方法論がどのように立ち上がっていったのか、具体的な出来事とともに、お話しできればと思います。

プロフィール

小田原のどか(おだわら・のどか)
彫刻家、彫刻研究者、版元運営。1985年生まれ。多摩美術大学彫刻科卒業後、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻を経て筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程修了。芸術学博士。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」。「芸術新潮」「東京新聞」「美術手帖(ウェブ)」にて美術評連載。2021年1月号「群像」(講談社)にて評論の集中連載がスタート。主な編著に『彫刻1:空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』(2018)、『彫刻の問題』(白川昌生、金井直との共著、2017)。主な受賞にアロットメントトラベルアワード2018、群馬青年ビエンナーレ2015優秀賞、第12回岡本太郎現代芸術賞。主宰する版元からロザリンド・クラウス『Passages in Modern Sculpture』邦訳を刊行予定(翻訳:中野勉)。

参加申込について

・参加を希望される方は2021/1/5(火)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー④』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー③のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/b_201218/ Thu, 03 Dec 2020 08:33:55 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5282 [実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー③

日 時|2020年12月18日(金)19時〜
ゲスト講師|アンドリュー・マークル(ARTiT副編集長)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

歴史を捉えなおすメディアの役割

概要

アンドリュー・マークル氏は、2003年にニューヨーク・コロンビア大学を卒業後、初期オンラインメディアのフリーライターとして執筆活動を始め、アジア現代美術の専門誌「ArtAsiaPacific」の副編集長を経て、来日後ART iTインターナショナル版副編集長を務めています。その一方で、海外の美術雑誌「Artforum」や「frieze」に日本の現代美術を海外の読者に紹介する記事を寄稿しています。
本レクチャーでは、アートライターとしての個人史を振り返りながら、同時に2000年代以降のメディア状況と照らし合わせていきます。SNSなどインターネットの影響下で大手メディアが崩れていくなか、国際性や同時代性を捉え直す必要もあるでしょう。そこに来るべき批評のかたちを、過去の前衛美術運動の機関誌や同人誌といったメディア、また翻訳といった行為に手がかりを見出しながら、現在・過去・未来の関係性を改めて考えていきます。

プロフィール

アンドリュー・マークル Andrew Maerkle
1981年生まれ、2003年に米ニューヨーク、コロンビア大学比較文学社会学科卒業。ライター。編集者。翻訳者。元Art Asia Pacific誌副編集長。2010年からART ITインターナショナル版副編集長。また、日本を中心とした国内外の現代アート関連の記事を主に執筆しながら、海外の美術雑誌「frieze」「Artforum」「Art & Australia」などにも寄稿。翻訳者として中国広州を拠点とするフー・ファン(ライター、キュレーター)の短編小説を中国語から英語に訳し、「e-flux journal」などに発表。日本語から英語への翻訳は『共にいる可能性、その試み、その記録―田中功起による、水戸芸術館での、ケーススタディーとして』(グラムブック、2016年)ほか。

参加申込について

・参加を希望される方は12/16(水)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー③』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー②のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/b_201203/ Fri, 13 Nov 2020 02:01:45 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5200 [実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー②

日 時|2020年12月3日(木)19時〜
ゲスト講師|中ザワヒデキ(美術家)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

フロッピー・アート・マガジン『JAPAN ART TODAY』の全貌

概要

1990年代の伝説のフロッピー・アート・マガジン『JAPAN ART TODAY』(以下、JAT)。「大阪ミキサー計画」、「中村と村上 大阪展」、「西山美なコ展」、「飴屋法水&テクノクラート」、「THE GINBURART」、「P-House岡崎京子展」などの展覧会やイベントを即時的に色濃く記録した。だが、当時のマッキントシュに依存したフロッピーディスク・マガジンゆえに、その内容を知ることは現在では困難となっている。近年、「アーリー90’Sトーキョーアートスクアッド」展(アーツ千代田3331、2020年)に出展され、さらに「芸術動画」のイベント「1990年代のアートを語りなおす」において詳細に紹介された。しかしながら、まだその全貌は明らかになってはいない。今回は『JAT』同人の中ザワヒデキ氏をゲスト講師にその全貌を紹介するべく、全公開を目指していく。

プロフィール

中ザワヒデキ(なかざわ・ひでき)
1963年新潟生まれ。美術家。千葉大学医学部卒業。1990年に「バカCG」を始動し、2000年「方法主義宣言」、2010年「新・方法主義宣言」、2016年「人工知能美学芸術宣言」。ビットマップ3D特許。著書=『近代美術史テキスト』、『西洋画人列伝』、『現代美術史日本篇 1945-2014』。CD=『中ザワヒデキ音楽作品集』。「メイド・イン・フチュウ:公開制作の20年」(府中市美術館、12月開催)、ならびに人工知能美学芸術研究会[AI美芸研]として「平成美術:うたかたと瓦礫 1989-2019」(京都市京セラ美術館、2021年1月開催)に出展予定。

参加申込について

・参加を希望される方は12/1(火)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー②』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー①のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/b_201126/ Fri, 06 Nov 2020 05:20:23 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5160 [実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー①

日 時|2020年11月26日(木)19時〜
ゲスト講師|成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

砂のような大衆

概要

美術を中心的対象にしながら常に大衆を念頭に置き、マンガやキッチュといった文化を広く論評した石子順造(1928-1977)。その言説を参考として石子の立脚点を探るとともに、ヴァナキュラーな文化を論じる視点と方法を検討します。その上で、美術批評家としては今日ほとんど参照されることのない花田清輝(1909-1974)と石子のテクストとの呼応関係を取り上げ、戦後の芸術論の傍流にある一系譜の重要性を考えます。「大衆芸術からきりはなされたアヴァンギャルド芸術などというものは存在しない。大衆からきりはなされた前衛というものがないように。前衛とは、大衆のエネルギーの集中的表現にすぎないのである。」(花田「歌の誕生」)

プロフィール

成相肇(なりあい・はじめ)
1979年、島根県生まれ。東京ステーションギャラリー学芸員。一橋大学大学院言語社会研究科修了。府中市美術館学芸員を経て現職。戦後日本のアヴァンギャルド芸術を中心に、ファインアートとその周辺に流動する視覚文化を調査研究。主な企画展=「石子順造的世界−美術発・マンガ経由・キッチュ行」(府中市美術館、2011-12年)、「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい」(東京ステーションギャラリー、2014年)、「パロディ、二重の声—日本の1970年代前後左右」(東京ステーションギャラリー、2017年)ほか。

参加申込について

・参加を希望される方は11/24(火)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー①』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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おととからだであそぼう / 特別講座『野口体操について知ろう』のご案内 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/d_201127-28/ Fri, 23 Oct 2020 03:12:05 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=5045 [実践活動編D] おととからだであそぼう〜即興音楽とダンスのワークショップでは、特別講座『野口体操について知ろう』を開催いたします。

特別講座『野口体操について知ろう』

新井英夫さんは「体奏家」として体と音の両方で遊ぶワークショップや大学での講義を展開していますが、その元となっているのは故野口三千三さんの元で学んだ野口体操の考え方だと言います。(現在も関東圏で野口体操の指導も行っています。)漢字の成り立ちや日本語の言葉の響きをヒントに重力に逆らわず、自然な身体の使い方を模索していきます。多くのダンサー、舞踏家にも影響を与えている野口体操の基本的な考え方を学んでみましょう。
28日のワークショップは新井さんにファシリテートしていただく予定です。アートマネジメント講座受講生、ファシリテートについて学びたいと考える方は合わせて受講していただくようお願いします。(なお、通常通りワークショップのみの参加者はわらべ館にて募集しています)。

講師:新井 英夫(体奏家、ダンスアーティスト)
自然に沿い、力を抜く身体メソッド「野口体操」を創始者野口三千三氏より学び深い影響を受ける。投げ銭方式の市街地野外劇などアートでヒ トとマチとの関係を紡ぐユニークな劇団活動を主宰、のち独学でダンスへ。現在まで国内外での舞台公演活動多数。舞台活動との両輪とし て、教育・福祉・社会包摂等に関わる現場で、乳幼児から高齢者まで幅広い対象に向けた「動きと音」の身体表現&非言語コミュニケーションのワークショ ップ「体奏 〜ほぐす・つながる・つくる〜」をバリアフリーに日本各地で展開している。国立音楽大学・立教大学非常勤講師。

開催日程

  • 11月27日(金)19時-21時:鳥取大学地域学部附属芸術文化センターアートプラザ
     特別講座『野口体操について知ろう』
  • 11月28日(土)13時半−14時半:わらべ館いべんとほーる
     『おととからだであそぼう!即興音楽とダンスのワークショップ』
     受講生の皆さんは前後に事前打ち合わせや準備、振り返りの時間があります。

本講座に関するお申し込み・お問い合わせ先

メール saiko@tottori-u.ac.jp(木野)

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ことばの再発明 / 成果発表展のご案内(10/23追記) http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/kotoba_results_presentation/ Thu, 22 Oct 2020 22:09:45 +0000 http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/?post_type=news&p=4509 [実践活動編E] ことばの再発明−鳥取で「つくる」人のためのセルフマネジメント講座−では、受講生による成果発表展を開催いたします。

在廊スケジュールを追記いたしました。(9/23)

出品作家の在廊スケジュールを追記しています。こちらからご確認ください。
※目安滞在時間となっていますので、常に作家が在廊しているとは限りません。ご了承ください。
※企画運営者は常に誰かが滞在する予定としています。

レポートを公開いたしました。(10/23)

成果発表展「ことばの再発明×18展」のレポートと会期中に新型コロナウイルス感染防止の観点から受講生及び関係者約25名が参加するクローズドイベントとして実施した成果発表会「ギャラリートーク」のレポートを公開いたしました。本展の様子を知りたい方は是非ご覧ください。

ことばの再発明×18展−鳥取で「つくる」18人による成果発表展−

日程|2020年9月25日(金)〜28日(月)
時間|10:00-18:00〈26(土)13:00まで / 28(月)16:00まで〉
会場|Gallery そら(鳥取市栄町658-3 駅前サンロード)

主催|鳥取大学地域学部附属芸術文化センター 佐々木研究室
企画運営|佐々木友輔、蔵多優美、野口明生、藤田和俊

展覧会について

『ことばの再発明』は、鳥取で活動するアーティスト、クリエイター、デザイナー、パフォーマーなど広い意味での表現者=「つくる」人を対象とした連続講座です。
「ただ作品を作るだけでなく、トークイベントやステイトメント、プレゼンや助成金申請など様々な場面で「言語化」が求められる現在の状況下で、表現と言葉はどのような関係を築くべきか」という問題意識のもと、受講者は講師との対話を通じて、これまでの作品や活動を顧み、検証し、言語化して、さらに自分を掘り下げたり、他者に伝えるための技術を磨いてきました。本展はその成果発表です。
言葉に強い関心と思い入れを持つ18名の「つくる」人が一堂に介するこの機会、どうぞご高覧ください。

出品作家一覧(五十音順)

井澤大介 / ISOIYO / 磯崎つばさ / exkeee / 奥井彩音 / 音泉寧々 / 神山かなえ / 品岡トトリ / Seizan /
田中京子 / 中村友紀 / ナカヤマサオリ / にゃろめけりー / 藤原京子 / 水田美世 / 村瀬謙介 / もりさと /
yamasaki

出品作家紹介

井澤大介〈企画者/『深夜の美術展in鳥取』主催/雑談をデザインする人〉

【プロフィール】
伯耆町出身。大学時代に鳥取のアートギャラリーとの出会いを機に、「自分の知らない価値観と出会える場所」として、ギャラリー等での出会いをSNSに記録し始める。
2018年より、カフェで夜の時間帯にアート鑑賞を楽しめるイベント、『深夜の美術展in鳥取』を鳥取の仲間と運営している。

ISOIYO〈作品制作〉

『ことばの再発明』 お世話になりました皆様に御礼申し上げます。今回の展示は、「ことば」とともに、参加させていただきます。ご感想等、お聞かせ頂ければ幸いに存じます。ご用途に応じたご注文(挿絵等)も承っております。今後とも宜しくお願いいたします。

【プロフィール】
神戸市外国語大学 第二部英米学科卒。4年次 大阪造形センター。前職は、部品メーカーにて認証維持・改善関連業務。在職中 ザウルス版画工房にて銅版画、退職後 同所シルクスクリーンを学ぶ。2013年開業に向け退職。2017年開業。展示を通し、販売と受注。

磯崎つばさ〈地域自主組織ふれあいの郷かあら山事務局長〉

これまで私は、他人のことばを自分が編集する側に立つことが多かった。誤字脱字の訂正はさておき、他人のことばそのものを違う言葉に置き換えたり、はたまた無かったことのように消し去ることもある。他人のことばたちの成す意味が全く変わったり、私という身体を通すことで、ことばそのものがその他人にとって、無意味なものになることもあっただろう。
ことばを生み出した「他人」にとって、そのことばは、一体どんな意味を成すのか。私は表現者と呼ばれるような人間ではないが、今回この講義を通して自分のことばが他人の身体を通してどのように変わっていくのか、そのことばはいったい誰のものなのかを、体感すべきだと思った。私の身体を通して、他人の言葉を勝手に変えてしまうことに、違和感や恐怖ばかりが先立ち、何かこのことに意味があるのか、前に進めない時がしばしば起きる。ではまず、私がそのことを体感するべきなのではないかと自分に問いかける。私のことばは他人の身体に入り、どのように変化するのかをきちんと見届けたい。そしてそれが一体誰のことばなのか、そもそもそれを明らかにすること自体、意味のあることなのか、今考えてみようと思う。(2020年8月15日)
といった文章を考えてみたけれど、ことばだけが先走ってるようにも思えてくる。まるっと、ことばそのものを受け入れる、私の身体に、他人の身体に受け渡すことはできるのか、今はぼんやり考えています。(2020年8月24日)

【プロフィール】
福岡出身、大山町暮らし6年目。現在は地域自主組織の事務局。最近はまちづくりの一環で、大山町に暮らす人々のオーラルヒストリーの採集を行う。趣味は短歌。

exkeee〈painter〉

なにか新しいテイストで展示できたらなあと思っております。

【プロフィール】
1989年生まれ兵庫県淡路市出身。昔から絵を描くことは好きで、自分の想像の中で描くスタイルは変わっていない。自由に描く事が楽しいからやっているという感じ。暗い重い作品が多く、その時の感情のまま描いていく。特にコンセプトもなく。目の前の絵を描き上げ、いろんな感情と出会う事が自分の再確認になっている。

音泉寧々〈鳥取大学地域学部4年生〉

Blenderという3DCGが作れるソフトで、イケメンを作っています。
最近人と会う機会が減りやる気が何処かへ行ってしまっていたのですが、この講座で人と話したり、様々な面白いお話を聞けてやる気が帰ってきました。約半年ぶりの作品制作です。

【プロフィール】
鳥取大学の学生です。1、2年生の頃は東アジア史の勉強をしていましたが、3年生になる時に大幅に進路変更し、1番楽しそうな視覚メディアのゼミに入りました。1年間blenderで自分好みのイケメン作りをし、そもそもイケメンとは何か?という疑問に出会い、卒業論文でイケメン研究をしています。

神山かなえ〈アーティスト/旅ライター/デザイン/手相読み/イベントファシリテーター/食育インストラクター〉

講座での対話や講師のお話を聞きながら、あえて「ことば」を絵で表現することにしました。「ことば」をモチーフにわたしの絵の特徴の1つでもある想像の「神さま」を組み合わせた作品を出します。画像はイメージです。

【プロフィール】
学習院大学文学的哲学科卒。日本橋の画廊勤務後、バリ島の画家の家に住み込みで伝統絵画を習う。帰国後、仏画と出会い、仏画教室へ通う。光傳寺曼荼羅制作。ファシリテーションを学び、イベント企画主催。旅好きで旅専門のライターをする。現在は、「ツながる工房」としてアーティスト活動。

品岡トトリ〈鳥取絵師/鳥取大学地域学部4年生〉

イラストで鳥取県の魅力を伝えます。

【プロフィール】
1998年生まれ、鳥取県出身。小学生の時に知った地元の言い伝えをきっかけに鳥取に興味を持ち、徐々に鳥取を好きになった。無類の鳥取好き。鳥取のいろんな魅力を伝えるためにイラストを描き、『#とりとっと』でTwitterに投稿している。同人イベント『鳥取アートフリマ』の共同主催兼デザイン担当を務める。

Seizan〈医師/対話ファシリテーター〉

生きることは〈虚無〉と戦うことである。意味の喪失体験を人はのりこえられるのか。〈わたし〉とは何か。〈名前〉とは何か。そうした「自己破壊」から生まれるものを見つめ、個別性から普遍性への橋渡しを試みる作品を、世に問うてみたいと思います。

【プロフィール】
1976年佐賀県生まれ。在日コリアン。20年以上住んだ東京を離れ、2020年鳥取に移住。医療者でありながら、映像や即興劇などの可能性に注目し、これまで様々なコミュニティプロジェクトを実践してきた。〈対話〉を通じて、人々の生きる意味を探求することがライフテーマ。

田中京子〈ユニバーサル鑑賞推進団体 Reading ACT 代表〉

私が制作している「音声ガイド(audio description:解説放送)」は、第一に「情報保障」であり、分かりやすく伝わるものでなければなりません。一方で、生の舞台などリアルタイムで伝えるものは臨場感も必要です。耳に入ってきたとき、即座に光景が立ちあがる…そんな表現を探して「言葉の迷宮に入りこむ」こともしばしばです。
「音声ガイドは、発したとたんに消えていく言葉」。それは表現者から鑑賞者へ渡す“バトン”であると同時に、ひとつのストーリーが成立しているのではないかと考えています。

【プロフィール】
ディスクライバー(audio describer:音声ガイド制作者)
視覚的な表現に頼るコンテンツ(映像・美術・ダンス・演劇など)を言葉で伝える、「音声ガイド」の原稿執筆やライブナレーションを行なう。鑑賞のユニバーサルデザインをめざし、コンテンポラリーダンスなどの解説にも取り組んでいる。広島県出身。

中村友紀〈鳥取大学地域学部4年生/演劇〉

講師のみなさんとの対話を終えて、自分が演劇の何をやりたかったのかをずっと考えています。またなにより、講座を受講した鳥取で「つくる」みなさんと発表会をできることが、わたしもとても楽しみでいます。

【プロフィール】
1998年生まれ、和歌山県和歌山市出身。鳥取大学地域学部地域学科国際地域文化コース4年生。中学生の頃にアマチュア・未経験者対象の演劇ワークショップで演劇に出会い、大学へ進学後も様々な文化人に出会ったことで演劇の興味をさらに広げる。これまで、大学の講義室を使った演劇公演の企画などを行う。

ナカヤマサオリ〈助産師/執筆業〉

「家族ってなんだろう」
それが知りたくて助産師になった。
家族のはじまる瞬間にたくさん出会ってきたが、
私にとって「あなたの物語」は、どこかリアルさに欠けていた。

そんな私が、ある日突然、母になった。

頭でわかっているつもりだった妊娠は、
決して皆から浴びせられる
「おめでとう」に応えられるばかりではなかった。
  
運命なんてものを、私は信じない。
これは、私がずっと知りたかった
「人が親になっていく過程」の記録である。

【プロフィール】
1984年東京生まれ。大学で心理学を学び、書店員を経てから看護師・助産師となる。鳥取生活7年目。助産師として働く傍ら、執筆業・聞き書きを行う。
鳥取県中部で活動する記録集団「現時点プロジェクト」のテキスト班。
雛形「私の、ケツダン」、リトルプレスdm 「鳥取という場所で助産師をすること」執筆。

にゃろめけりー〈ZINE作家/DJ/鳥取大学地域学部4年生〉

これまでに出したZINE3冊を展示しようと思っています。また、ZINEという形で、この講座を通して学んだことや感じ取ったことなどを何かしら発表出来たらと思っています。ぜひお手に取ってみてみてください。

【プロフィール】
1998年6月27日蟹座生まれ。〝にゃろめけりー。〟という名前は本名をもじったものであり、ほぼ本名。絵や音楽などアートに関する事何でも好き。2019年4月に自身初のZINE『自己肯定感』発表。その後『自己肯定感2』、『まじないの不在』、とZINE制作を続ける。2019年5月からDJを始め、初心者ながら既に4回のイベントに出演。

藤原京子〈デザイナー/水引作家〉

多くのアーティストやクリエイターが初期の段階で乗り越えているであろう「恥ずかしい」のハードルが、私の場合いくつかあって、高かったり、変なところに立ったりしている。小さい頃からハードルを色々なところに設置してきて、20代くらいからはそれらをよいしょと一つずつ除けていく作業をしてきた。今回の展示では、私の中の誰にも見つからない祠のような場所にある、重い重い障害物をどっこいしょと、どけたいと思う。

【プロフィール】
大阪府出身。アパレル、出版社などを経て、2016年、大山町地域おこし協力隊に。2017年にグラフィックデザイナーとして独立し、同時に水引ブランド「gocco」を立ち上げた。2019年友人たちとZINE「ハレアメ」を隔月発行。ゲンロン ひらめき☆マンガ教室第4期生(藤原白白名義)

水田美世〈totto編集長/ちいさいおうち管理人〉

県内のアートや文化を扱うtotto(トット)というウェブメディアを、私は今、たくさんの友人たちと運営しています。単に情報を追うだけではなく、もう一歩深く、もう少し内発的に、自分の暮らす場所で起こっていることを、自分自身の言葉で伝え記録していくことに力を注いでいます。
プロフェッショナルの書き手ではない市井の人たちが、メディアとしての読み手への真摯さを担保しつつ、自分自身の言葉も深めていくという作業は、決して容易なことではありません。やり取りを重ねながら、一つ一つの単語に内包されるイメージの輪郭を確かめ、さらに細部の表現を求めて言葉を選び組み立てています。
何故ここまでこだわるのかを、真正面から言葉にしたことは、これまであまりなかったかもしれません。動きながら分かってきたこと、動いたことで変化したこともたくさんあります。tottoとは何なのか。この問いに対しての私なりの答えを言語化する場として、この「ことばの再発明」に向き合ってみようと思います。

【プロフィール】
千葉県我孫子市生まれ。鳥取県米子市育ち。2008年から8年間、川口市立アートギャラリー・アトリアにて学芸員として勤務。2人目の出産を機に帰郷。2016年に子どものためのスペース「ちいさいおうち」を自宅隣に開く。2017年には鳥取県内のアート活動を伝えるウェブマガジンtotto(トット)を仲間と立ち上げ編集長を務める。

村瀬謙介〈小取舎代表〉

鳥取県内で運営されている出版社が少ないことや、出版の力を使っての芸術・文化の促進が必要との思いから個人出版社「小取舎」を設立する。本展ではそのコンセプトやプランを表現する。

【プロフィール】
1978年鳥取県生まれ。鳥取県を拠点に活動中。ビジュアルアーツ専門学校大阪 放送・映画学科卒業。鳥取県内の情報を扱うフリーマガジンの営業、企画、製作を10年にわたり行う。鳥取大学にて地域連携コーディネーターとして勤務したのち、現在フリーランスでデザインやライターの仕事を行う。

出品作家:在廊スケジュール

9月25日(金)

  • 12:30〜15:30|井澤大介、品岡トトリ、中村友紀
  • 15:00〜18:00|井澤大介、田中京子、中村友紀、にゃろめけりー

9月26日(土)

  • 10:00〜13:00|奥井彩音、音泉寧々、品岡トトリ、田中京子、yamasaki

9月27日(日)

  • 10:00〜13:00|井澤大介
  • 12:30〜15:30|中村友紀、にゃろめけりー、村瀬謙介
  • 15:00〜18:00|exkeee、中村友紀

9月28日(月)

  • 13:00〜16:00|にゃろめけりー

備考

  • 目安滞在時間となっていますので、常に作家が在廊しているとは限りません。ご了承ください。
  • 企画運営者は常に誰かが滞在する予定としています。
  • 在廊中の作家や企画運営者には気軽にお声がけください。(新型コロナウイルス感染防止の観点から大声での会話はご遠慮ください。)

新型コロナウイルス感染防止の観点から以下、ご協力ください。

★マスク着用でのご来場と手指消毒にご協力ください。
★発熱やせきなど体調に不良のある場合は、ご来場をお控えください。
★混雑する場合は、入場制限をさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

本展覧会に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)
TEL 0857-31-5930(アートマネジメント講座事務局・蔵多)
※会期中のご連絡は「メール」にてお願いいたします。

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