地域学部からのお知らせ

畑 千鶴乃 准教授が 2018年度(第14回)こども環境学会論文・著作奨励賞 を受賞

2019/08/02(金)

地域学部地域学科人間形成コースの 畑 千鶴乃 准教授が、2018年度(第14回)こども環境学会論文・著作奨励賞を授賞しました。

本賞は、こども環境に関する優れた研究、デザイン、活動業績、自治体施策などを顕彰し、それを広く公表することによって、こども環境の改善に資することを目的として、2005年に創設されました。今回、受賞対象となった論文は次のとおりです。



畑千鶴乃(鳥取大学)、大谷由紀子、菊池幸工

「子どもの権利最前線、カナダ・オンタリオ州の挑戦 子どもの声を聴くコミュニティハブとアドボカシー事務所」20182月かもがわ出版


論文・著作賞選考委員長 講評(公益社団法人こども環境学会HP 2018年度(第14回)こども環境学会賞の発表より)

「本書は、言語も文化も多種多様なカナダにおいて、子育てしやすいまちづくりを進めているオンタリオ州トロント市及びハミルトン市での現地調査をもとに、州と両市の政策動向、コミュニティハブでの実践、オンタリオ州アドボカシー事務所の取り組み等を具体的に紹介したものである。日本では、ほとんど知られていないカナダにおける先進的な地域子育て支援の取り組み事例が多数わかりやすく報告されている。それに加えて、経済のグローバル化に伴って、多くの外国籍の人々とその子どもが日本に移住して生活し、学んでいくことが予想されるこれからの多文化共生社会における子育てのあり方を考える上でも、非常に参考になる文献であり、奨励賞に十分値すると判断した。(論文・著作賞選考委員長 高橋勝)」

- Powered by PHP工房 -
Top