展覧会『見る場所を見る２＋―イラストで見る米子の映画館と鉄道の歴史——』の開催について、ご案内します。

2023（令和5）年7月29日に、JR米子駅の南北をつなぐ「がいなロード」が開通します。新駅舎や駅ビルも同日オープンすることになり、米子駅は新しく生まれ変わります。顧みれば、山陰地方における初めての鉄道として山陰本線（境－米子－御来屋間）が開通してから、今年で121年目を迎えました。江戸時代から商人の街であった米子は、交通網の発達によってさらに活気溢れる街になっていきます。また、鉄道の影響を受けて、朝日町や角盤町といった米子駅周辺に数多くの映画館が誕生しました。当時の大衆娯楽であった映画は、米子でも愛される文化として定着していきます。

本展覧会では、米子における映画館と鉄道の歴史を併せて考え、交通網の発展が映画興行に与えた影響や映画受容の変化を明らかにします。米子周辺にかつてあった映画館をイラストで再現したClaraさんの作品や、映画館プログラムなどノンフィルム資料の展示を通して、いつの時代でも賑わう米子の街を想像していただければ幸いです。

会期：２０２３年８月１日（火）～８月３０日（水）

　　　火～金　９：００～１９：００

　　　土日祝　１０：００～１８：００

　　　（月曜日休館）

会場：米子市立図書館　多目的スペース（市民ギャラリー）

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○ギャラリートーク『イラストによる記憶の復元——「見る場所」と交通網の変遷を辿る』

日　時：２０２３年８月１１日（金）１３:３０～１５:００

場　所：米子市立図書館２階　多目的研修室

入場料：無料

講　師：杵島和泉、佐々木友輔

ゲスト：Clara（イラストレーター）、吉田明広（米子シネマクラブ会長）

チラシは、下のPDFファイルから印刷・確認できます。