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イベント案内

このコンテンツでは以前に行われたイベントに関する情報等を掲載していきます。

11月
ダンスポケット2009秋
「音の個展 I」新倉健~物語から聴こえてくる音たち~
アートとまちづくりの幸せな関係を探るin鹿野~アーティスト・イン・空き家の可能性~
第6回子どもフォーラム 親子で遊ぼう
アートマネジメント連続公開講座 地域に根ざした新たな公共劇場を目指して
「劇場が社会とともに在るために」

ずぶずぶ・湖山池としての私

フォーラム
アートとまちづくりの幸せな関係を探るin鹿野
~アーティスト・イン・空き家の可能性~

〔 チラシ表面ダウンロード 〕
〔 チラシ裏面ダウンロード 〕
 少子高齢化、人口減少、産業構造の変化などの中で、中心商店街の空き店舗や、中山間地の空き家や廃校が増えています。このような使われなくなった建物を、地域の資源ととらえて、積極的に活用する試みが各地で進められています。なかでも、国内外から優れた芸術家を招聘し、一定期間その地域に滞在してもらい、作品を制作・発表する「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」が、このような空き家・空き店舗を巧みに使いこなしつつ、地域活性化へとつながる仕組みとして、ユニークな成果を生み出しつつあります。
 今回のフォーラムでは、それぞれの地域特性を生かし、独自のやり方を工夫してたいへん注目される別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」(大分県別府市)、「神山アーティスト・イン・レジデンス」(徳島県神山町)、「AIROnomichi」(広島県尾道市)の実践をご紹介します。アートによるまちづくりの醍醐味を共有すると同時に、鹿野町を具体的な素材として、アーティストと空き家の掛け合わせでどんなことが可能になるのかを、パネリストからの提案もいただきながら皆さんと一緒に構想してみたいと思います。
 秋の深まったこの時期に、鹿野の町並み散策がてら、どうぞ、アートとまちの幸せな関係づくりにお立ち会いください。

と き:2009年11月21日(土)午後2時~5時
ところ:しかの心(鹿野城跡公園お堀端)
    鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1809-1 電話0857-84-3801
入場料:無 料
主 催:鳥取大学(地域貢献支援事業)
共 催:NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会 鹿野まち普請の会

※下記にワークショップ開催のお知らせも掲載しています。

パ ネ リ ス ト

大南信也氏(NPO法人グリーン・バレー理事長)
1953年徳島県神山町生まれ。米国スタンフォード大学院修了。十数年の試行錯誤を重ね、1996年より官民協働の「国際文化村づくり」に着手。全国初の「アドプトプログラム」や、「神山アーティスト・イン・レジデンス」などを相次いで始動。2007年から神山町移住交流支援センター等を受託運営。現在、「創造的過疎」を持論に、「人」をコンテンツにした創造地域『せかいのかみやま』づくりを推進中。

三上清仁氏(美術作家/AIROnomichiコーディネーター)
1973年鹿児島生れ。1999年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程壁画専攻修了。1999-2003年同大学小山穂太郎研究室非常勤講師を経て、2005年から小野環とのユニット「もうひとり」にてインスタレーション作品やワークショップを国内外で発表。2007年から尾道の山手地区をステージとしたレジデンシープログラム、AIR Onomichiの企画運営を行なっている。現在、広島県尾道市在住 尾道白樺美術館[尾道大学]ディレクター、広島女学院大学非常勤講師など。

山出淳也氏(NPO法人 BEPPU PROJECT代表理事/アーティスト)
1970年大分生まれ。PS1インターナショナルスタジオプログラム参加(2000~01)。文化庁在外研修員としてパリに滞在(2002~04)。主な展覧会として「台北ビエンナーレ」台北市立美術館(2000~01)、「GIFT OF HOPE」東京都現代美術館(2000~01)、「Exposition collective」Palais de Tokyo、パリ(2002)など多数。帰国後、地域や多様な団体との連携による国際展開催を目指して、2005年にBEPPU PROJECTを立ち上げ現在にいたる。
平成20年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(芸術振興部門)。

コーディネーター
  五島朋子 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター
  小林清氏 NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会副理事長
◆ワークショップ開催のお知らせ《要申込》
11月21日(土曜日)午前11時~12時、鹿野町内にて、美術作家・三上清仁(もうひとり)氏による空き家・ワークショップ「空き家にて冬眠」を開催いたします。どなたでも参加できますが申し込みが必要です。定員は先着順10名。詳細は、五島までお問い合せください。


「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」

公募を経て国内外から選ばれた3名のアーティストが、毎年9月から2ヶ月間滞在して作品を制作、11月初旬に展覧会を開催する。アーティストの滞在や制作場所には、空き家や昔の芝居小屋などが活用されている。1999年に始まった町民の手づくりによるAIRは、芸術文化による国際交流を深めると同時に、神山町に文化的な魅力を付加し、新たなアーティストを惹きつけ、Iターン、Uターンも増えているという。





http://www.in-kamiyama.jp/art/


「AIROnomichi」

「坂の町」として知られる尾道市だが、自動車の乗り入れができないような狭い道路や階段ばかりの傾斜地は、高齢化と過疎が進展している。2007年から隔年で開催され、2009年が2回目。空き家などを活用し、国内外から招いた4名の現代美術作家が滞在制作を行っている。尾道在住のアーティスト自身が全体を企画運営し、NPO法人空き家再生プロジェクトや市立尾道大学がそれぞれの立場で関わりながら進めている。

AIROnomichiのオープニングイベント。オーディエンスと共に尾道の渡船にのる。


クロッキーと体操を組み合わせたワークショップ。山尾圭介とヤミーダンスさんが企画。


2007年のAIRの報告展。2008年12月~2009年1月にかけて、MOU尾道白樺美術館[尾道大学] にて開催。


AIR Onomichi2009 坂口恭平さんの制作風景。最終日で彼を一目見ようと多くの人が集まった。

http://aironomichi.blogspot.com/


別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」

別府市は国際的にも知られる温泉観光地だが、中心市街地の空洞化や老朽化が進んでいる。商店街や歓楽街のなかの空き店舗、空き家を創造活動に使えるよう改修をすすめ、こうした場所を活用しながら、2009年4月から約2ヶ月間、別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」が開催された。国内外のアーティストを招いた現代美術の展覧会の他、商店街や古い公会堂を用いたダンス公演、音楽のプログラムもあり、中心商店街に若者や市内外からの観客を招き入れ、別府の町の魅力を再発見する機会を作りだした。

photo 矢野紀行(Nacasa & Partners Inc.,)


photo 矢野紀行(Nacasa & Partners Inc.,)


上記は別府市中心市街地活性化協議会(NPO法人BEPPU PROJECTほか)による、商店街の空き店舗、空き家を再生した「platform」

別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」
http://www.mixedbathingworld.com/

NPO法人BEPPU PROJECT
http://www.beppuproject.com/

 

お問い合わせ先
五島朋子(電話・FAX0857-31-5126 e-mail tgoto@rstu.jp)
 
〒680-8551 鳥取市湖山町南4丁目101 Phone/0857-31-5073 Fax/0857-31-5076

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