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イベント案内

講座 ワークショップのひみつ

受講生募集

「ワークショップ」とは、講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく、参加者が自ら参加・体験して、共同で何か学びあったり、作り出したりする学びと創造のスタイルのことで、参加体験型活動型体験プログラムと言い換えることができます。

鳥取大学で開講する「ワークショップデザイナー講座」では、とくに、音楽・美術・演劇などの表現領域や、アーティストと協同して行う学校でのワークショップの意義と可能性について、専門家から学びます。

小中高等学校教員、文化施設職員、アート系NPOスタッフ、文化活動者の方々のみならず、関心のある方ならどなたでも、受講していただけます。

鳥取大学地域学部附属芸術文化センター 五島朋子

開講日時

場所

鳥取大学(地域学部アートプラザ/広報センター2階)

定員

20名(2日間連続して受講できる方を優先いたしますが、どちらか1日だけの受講も可能です。)

申し込み方法

メールかファックスで下記まで、お名前、ご住所、ご所属、ご連絡先(電話/e-mail)、年齢をお知らせください。

申し込みが必要です。

申し込み〆切2013年12月9日(月)16:00

定員に達し次第締め切ります。

申込先

地域再生プロジェクト 鳥取大学地域学部事務室

電話 0857-31-5980(9:00-16:00)

FAX 0857-31-5076

e-mail saisei-jimu@adm.tottori-u.ac.jp(森岡)

主催

鳥取大学地域学部

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講座・講師紹介

「ワークショップ×コミュニケーション」 講師:蓮行氏

大阪大学の大学院生向けに開講されている「高度副プログラム・コミュニケーションデザイン科目」で実施している、演劇を使ったWSを体験していただく予定です。内容的には、「古代ギリシャから伝わる秘奥義」や「不親切理論」など、かなりいかがわしい響きもありますが、国立大で実施しているものですから、何の問題も心配もありません。演劇なんてやった事ない、という方も、そもそも日本人の9割はそうですから、何の問題も心配もいりません。ぜひどうぞ。

蓮 行 氏(大阪大学特任講師)

劇団衛星代表/劇作家、演出家、俳優。1973年名古屋生まれ。京都大学経済学部卒。 京都を拠点に、社会的メッセージがあるような無いような作品群を、劇場のみならず、寺社仏閣・教会・廃工場等で上演する。その活動は全国に渡り、茶道劇 「珠光の庵」は全47都道府県上演を目指して巡回中(2010年4月1日現在14都道府県踏破)。同時に、演劇の社会教育力に着目し、コミュニケーションティーチャーとして、多くの演劇ワークショップ事業を手がける。対象は未就学児から社会人まで幅広い。著書に『コミュニケーション力を引き出す』(共著 PHP出版)など。

蓮 行

「ワークショップ×美術」 講師:茂木一司氏

「ワークショップのひみつ」って、なんて魅力的なタイトルでしょうか?でもワークショップに秘密はありません。なぜならそれはオープンな学びだからです。でもいざワークショップをやってみようするとけっこうむずかしいですよね。ワークショップを学ぶことは楽しいがむずかしい?それは「ワークショップとははじめによい方法や正解があるのではないという根本的な問いを答えに持っているからなのです。」(『協同と表現のワークショップ』より)今回は私の障がいのワークショップの実践のお話しと簡単なワークショップをご紹介します。

茂木 一司 氏(群馬大学教育学部教授)

1956年群馬県生まれ。筑波大学大学院修士課程芸術研究科デザイン専攻修了。九州芸術工科大学大学院博士後期課程芸術工学研究科情報伝達専攻修了。博士(芸術工学)。鹿児島大学准教授、桑沢デザイン研究所・青山学院大学大学院非常勤講師などを経て、 現職。構成教育(Basic Design)、R.シュタイナーの芸術教育などから、身体・メディア+学習環境デザイン+アートワーク ショップ+障害児の表現教育に関心を持ち幅広く、 実践及び研究中。著書に、『協同と表現のワークショップ』(代表編集、東信堂、2010)、『ワークショップと学び2 場づくりとしての学び』(共著、東京大学出版会、2012)ほか。

茂木 一司

「ワークショップ×音楽」 講師:鈴木潤氏

自転車に乗れるようになること、歩く事ができること。「あたりまえの、(でも)魔法のような」能力が<もともとそなわっている>ということ。 閉じた空間での「本当は回りくどいかもしれない」贅沢な再確認。でも同時になにかが起こるということは、理屈を越えて感動的なことなんだ。 「音の砂場」でつかの間の時間を一緒に遊びましょう。

鈴木 潤 氏

鍵盤奏者。レゲエやアフリカン等のキーボーディストとしての活動と平行して、2000年頃から、日本での「自然発生的な音楽やリズム」とはどういうものかということに興味を持ち、「音の砂場」ワークショップ(楽器を並べた部屋に子供たちに入って来てもらい、そのまま説明をすることなくなにが起きるかただ「見守る」というワークショップ)を始める。その後多数の保育園、幼稚園、小学校等で実施。現在も続けている。

その他「音の運動会」「音のなわとび」なども。「工夫をしないこと」「時間軸を想定せずに、音が" 合うこと」などがテーマ。

2010年以降、「熱OMOcaf合唱団」「京都御池合唱団」「ちゃぶだいコーラス」「音の輪」「京都のうたコンテスト」など、「大人が遊べる音楽の場づくり」のいろいろな活動をしている。ここでのテーマも「自然発生的な音楽」。2012年「日本の和室にも合う音」をテーマに、小さい木琴・鉄琴&小さいキーボードのデュオ、カネタタキ(片岡祐介&鈴木潤)を結成。2013年現在、京都造形大学こども芸術学科、京都女子大学発達教育学部児童学科非常勤講師。

吉野さつき

「ワークショップ→これから」 講師:吉野さつき氏

だれかといっしょになにか創ったり、表現したり、そのことを通して伝えあったり、つながったり。そんなワークショップの"ひみつを体験した後は、発見したこと、気づいたこと、ちょっともやもやしたこと、そこからなにが生まれるのかを一緒に考えてみましょう。これからのワークショップに、どんなことが必要なのか、どんな可能性があるのか、どんなワークショップがあったら地域や社会やだれかとの関係が変わっていくのか、その答えはきっとみなさんひとりひとりの中に隠れている新しい箔ひみつです。

吉野 さつき 氏(愛知大学文学部准教授)

愛知大学文学部メディア芸術専攻准教授。シティ大学大学院(英国)芸術政策経営学部修士課程修了。公共ホール文化事業の企画運営に携わり、平田オリザによ る演劇ワーク ショップや、野村萬斎と英国ナショナルシアターのワークショップリーダーによる共同ワークショップなどを手がける。平成13年度文化庁派遣芸術家在外研修 員として、英国で演劇のアウトリーチやエデュケーションプログラムの研修と調査を実施。フリーランスとして教育、福祉、ビジネスなど幅広い現場でのアー ティストによるワークショップをコーディネート。各地の公共劇場や大学などでの人材育成事業にも数多く携わる。豊田市文化芸術振興委員会委員。文化経済学会〈日本〉会員。

吉野さつき

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ワークショップデザイナー講座

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  • ①現代美術家・山本高之+鳥大附属中学校
  • ②ビデオアーティスト・服部勝孝+中学校
  • ③ダンサー/体奏家・新井英夫+小学校
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