お知らせ

鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー③のご案内

2020.12.03

[実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー③

日 時|2020年12月18日(金)19時〜
ゲスト講師|アンドリュー・マークル(ARTiT副編集長)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

歴史を捉えなおすメディアの役割

概要

アンドリュー・マークル氏は、2003年にニューヨーク・コロンビア大学を卒業後、初期オンラインメディアのフリーライターとして執筆活動を始め、アジア現代美術の専門誌「ArtAsiaPacific」の副編集長を経て、来日後ART iTインターナショナル版副編集長を務めています。その一方で、海外の美術雑誌「Artforum」や「frieze」に日本の現代美術を海外の読者に紹介する記事を寄稿しています。
本レクチャーでは、アートライターとしての個人史を振り返りながら、同時に2000年代以降のメディア状況と照らし合わせていきます。SNSなどインターネットの影響下で大手メディアが崩れていくなか、国際性や同時代性を捉え直す必要もあるでしょう。そこに来るべき批評のかたちを、過去の前衛美術運動の機関誌や同人誌といったメディア、また翻訳といった行為に手がかりを見出しながら、現在・過去・未来の関係性を改めて考えていきます。

プロフィール

アンドリュー・マークル Andrew Maerkle
1981年生まれ、2003年に米ニューヨーク、コロンビア大学比較文学社会学科卒業。ライター。編集者。翻訳者。元Art Asia Pacific誌副編集長。2010年からART ITインターナショナル版副編集長。また、日本を中心とした国内外の現代アート関連の記事を主に執筆しながら、海外の美術雑誌「frieze」「Artforum」「Art & Australia」などにも寄稿。翻訳者として中国広州を拠点とするフー・ファン(ライター、キュレーター)の短編小説を中国語から英語に訳し、「e-flux journal」などに発表。日本語から英語への翻訳は『共にいる可能性、その試み、その記録―田中功起による、水戸芸術館での、ケーススタディーとして』(グラムブック、2016年)ほか。

参加申込について

・参加を希望される方は12/16(水)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー③』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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