プログラムPROGRAM

地域における芸術・文化事業の企画を考えよう

開催レポート

2021.03.05

テキスト:竹内潔

社会問題の解決、市民参加のまちづくり、企業の新規事業の創出など、様々なテーマで、未来思考の対話の場を企画・運営してきたイノベーション・ファシリテーターの有福さんから、今年も共創を生み出すノウハウを学び、自ら実行したい企画を生み出していった。そして、受講者が持ち寄った企画をもとに、それぞれが相互支援しながら、実行可能な形へつながるようアイデアを精査していった。
具体的には「地域の資源から考えられる、自分ごとで取り組みたいことは?」「成功のポイント(うまくいった未来の姿)は?」「本当に大切にしていることは?」「実現のために不足していることは?」「実現に向けて最初に取り組むことは?」といった問いかけによって、段階的に企画を練り上げていき、最終的に、市内に点在する空き家でのイベント、異なる趣味を持つ人が出会うシェアハウス、星空の下での舞台公演という3つの企画が提案された。今回、オンラインホワイトボードの「Mural」を用いたことで対面と同様の議論ができたことも貴重な経験となった。

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