韓国の劇団「Special Art Village」による障害のある子ども、演劇体験の少ないこどものための演劇の映像を鳥取市のギャラリー鳥たちの家にて上映した。当日は家族連れの観客や、障害者福祉に興味のある人などが訪れた。言葉が少なく、俳優の身体表現を中心に展開される物語に子どもたちは夢中で楽しみ、客席からは頻繁に笑い声が上がった。終演後には韓国と日本をZOOMで繋ぎ、鳥の劇場劇術監督の中島諒人と演出家のクォン・ジヒョンによるアフタートークを開催。観客を交え、障害者との共同制作についてや、韓国の障害者アートの状況などを共有した。観客からも障害者の芸術に懐疑的なイメージがあったが、純粋に楽しめる質の高い作品だった。障害者の芸術へのイメージが変わった。という感想があった。

「地域を知り、地域で実践するアートマネジメント講座2020」にご参加いただき、ありがとうございました。
本交流会は、多岐にわたるプログラムに参加された受講生の皆さんとともに、今年度の講座全体を振り返り、考えたこと、いま思うことなどを語りあう場にしたいと思って企画しました。
今年度は、コロナ禍の影響で多くの講座をオンラインに切り替えて実施したことから、県外からも多くの方にご参加いただきました。これにより、鳥取発ではありますが、講座のテーマにかかげた「地域」は「鳥取」にとどまらないイメージを帯び、また、「鳥取」を外部からとらえる視点も、これまで以上に強く意識することになりました。
その「地域」において、「アート」的な実践をすることの意味や行動する際の課題・考え方など、本講座を体験した皆さんの考え、思いを共有する機会としたいと思いますので、奮ってご参加ください。

※ 概論編で使用したオンラインホワイトボード・muralの使用を検討中

参加希望者へ

アートマネジメント講座事務局・蔵多[ artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp ]宛に以下の内容をご連絡ください。

申込締切について

2021年2月7日（日）10時まで
※ ご連絡があった方に対し2月7日（日）11時までに当日のZoomURLをご連絡いたします

本交流会に関するお問い合わせ先

メール　artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp（蔵多）

障害のある人とない人がともに創り楽しむ演劇を通じて考える共生社会
　Very Special Arts village 『のんびりのっそりカメさん』上映会

アール・ブリュットの展覧会などで、障がいのある方による美術作品の価値が社会に広く認知されている中、鳥取県では美術分野の活動の他にも、障がいのある方とない方による演劇活動も積極的に行われています。本上映会では、韓国の演劇作品の鑑賞を通して、演劇創造に欠かせない「協働」から見える共生社会の在り方について考えます。

日　時｜2020年12月5日（土）開始16:30（終了予定18:00）
会　場｜ギャラリー鳥たちの家（鳥取市本町１丁目２０１）
入場料｜無料

概要

韓国で活動しているVery Special Arts villageによる演劇作品 『のんびりのっそりカメさん』は、子どもが舞台の雰囲気や舞台俳優に慣れるための10分間の遊びの時間と、45分間の身体劇で構成されています。小さい子どもや発達障がいのある子どもも自由なイメージで楽しめるように、保護者と一緒に気楽に観劇できる空間作りをしたり、身体中心の演技で話を展開させるなど工夫を凝らした作品です。
今回は韓国で行った上演の映像をご覧いただきます。

Very Special Arts village 『のんびりのっそりカメさん』
作：イ・ボラム　演出：クォン・ジヒョン　映像：地球人スタジオ

上映後アフタートークを開催（17:30-18:00予定）

• 演出家 クォン・ジヒョン
• 鳥の劇場芸術監督 中島諒人

本講座に関するお申し込み・お問い合わせ先

鳥の劇場（〒689-0405 鳥取市鹿野町鹿野1812-1）
電話・ファックス　0857-84-3268
ウェブサイト https://www.birdtheatre.org/

変更前

2020年1月16日（土）

変更後

2020年1月23日（土）