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文化庁「平成25年度大学を活用した文化芸術推進事業」地域主権時代の公共劇場を担うアートマネジメント人材育成事業(略称:地域劇場のための人材育成事業)

鳥取大学では、文化庁「平成年度大学を活用した文化芸術推進事業」の支援を受け、公共文化施設現職職員や文化活動者、地域学および芸術系大学卒業生等を対象に、鳥取大学が企画する講義や実際の舞台芸術事業を通じた実践的な学びを通し、地域の劇場を担うアートマネジメント人材育成のための研修プログラムを行います。

研修プログラム内容

  • 「第6回鳥の演劇祭」における国際舞台事業の企画運営の実践
  • 鳥取大学地域学部附属芸術文化センターと特定非営利活動法人「鳥の劇場」が恊働で新たに創作する音楽劇プロジェクトの実践
  • 「公共劇場」のためのアートマネジメント
  • 鳥取県文化振興財団と共に検討する現職のためのアートマネジメント研修プログラム

研修プログラム詳細

1 「第6回鳥の演劇祭」における国際舞台作品の企画制作事業  会 場 : 鳥の劇場

1)オペラワークショップ:「社会変革のためのアート」(終了)

演出家ステファン•ティラー氏は、「社会変革のために芸術は何ができるか」という課題意識を持って演劇活動を実践しており、第回鳥の演劇祭で上演される"Finding Butterfly"(Puccini作曲;Madama Butterfly)の中でも、異なる文化の出会いが登場人物たちにもたらした変化や影響に着眼して、演出を行っています。

このワークショップでは、ロール•プレイやある状況を設定してのエクササイズ等を通して、俳優、音楽家、美術家、あるいは制作者がどうコミュニティと関わるかを考えます。

講 師 ステファン・ティラー
会 場 鳥の劇場
実施日 2013年9月16日(月)15時〜18時

http://www.tottori-artcenter.com/event/2013/0916/index.html

2)オペラ『Finding Butterfly−私の家を探して』〜プッチーニのオペラ『蝶々夫人』より (終了)

公演(1)実地日 2013年9月22日(日)15時〜16時30分
公演(2)実地日 2013年9月23日(月祝)17時〜18時30分
講 演 2013年9月23日(月祝)18時30分~19時30分
会 場 鳥の劇場

http://www.tottori-artcenter.com/event/2013/0922/index.html

2 音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」~音楽と演劇で楽しむ  宮澤賢治の世界~

朗読と音楽のための「音の絵本」として作曲された宮澤賢治原作「セロ弾きのゴーシュ」を題材として、演出家である中島諒人(鳥の劇場)を講師として、演劇と音楽による「音楽劇」として作品化するためのワークショップおよび公開試演会を実施します。

1)ワークショップでは、演奏家と鳥の劇場の俳優による実際の朗読や演技などによる上演を行い、それに対するワークショップ参加者、演奏家、俳優の意見交換をしながら、テーマを掘り下げ、課題を抽出する作業を行います。

2)ワークショップでの成果を踏まえ、演劇化を行なう過程として、今回は舞台装置や道具等を伴わない音楽と朗読劇という形式での試演を行います。

1)ワークショップ:音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」を創る

実施日 2013年12月2日(月)18時〜21時
会 場 鳥取大学地域学部 アートプラザ

2)「セロ弾きのゴーシュ」公開試演会

試演会(1)実地日 2014年2月10日(月)10時30分〜12時
会 場 鳥取大学附属小学校
試演会(2)実施日 2014年2月12日(水)10時30分〜12時
会 場 鳥取市立賀露小学校

3 講座名:「地域劇場」のためのアートマネジメント講座  〜地域×音楽×劇場でなにができるのか?!〜

実践現場での研修を補完、補強する「地域劇場のためのアートマネジメント講座」を、鳥取大学と「鳥の劇場」で企画し開講します。とくに、音楽を通して、地域の課題や資源を捉える視点や理論と実際の地域劇場の現場を結ぶことができるような講座内容を検討し、開講していきます。

会 場 鳥取大学
授業数 2時間/回 計6回
開講日程 2013/11/25 〜2/17
開講時間 18時00分〜20時30分
(※2014年1月13日のみ開講時間16時00〜18時30分)
講 師 (以下敬称略)
    2013年11月25日(月)
    計羽 孝之 鳥取オペラ協会会長、倉吉文化団体協議会
〜持続的な音楽祭の作り方〜
       
    2013年12月09日(月)
    中西 浩二 Pacific Music Festival常務理事
人が育つ音楽フェスティバルの作り方
〜Pacific Music Festivalの事例から〜
       
    2013年12月16日(月)
    児玉 真 地域創造プロデューサー
音楽の魅力の伝え方
〜全国のアウトリーチ事例から〜
       
    2014年1月13日(月・祝)
    中村 透 作曲家、シュガーホール芸術監督
音楽のなかのコミュニティ、コミュニティのなかの音楽
〜シュガーホールと14歳たち〜
       
    2014年1月29日(水)
    伊藤 美歩 アーツブリッジ代表
支援者の増やし方
〜芸術団体のためのファンドレイジング〜
       
    2014年2月17日(月)
    谷口 伸 ドイツ ツヴィッカウ劇場専属オペラ歌手
芸術家の働き方
〜ドイツの小さな劇場の事例から〜
     
ファシリテーター 鳥の劇場 中本 絵美

 

4 講座名:小規模都市における公立ホール職員のための  現職研修

鳥取県内の公立ホールを運営する鳥取県文化振興財団と連携し、現職職員を対象とした研修プログラムの開発、及び試行を行っていきます。とくに、ワークショップ形式の議論をつうじて、現職が抱える問題や課題を探り、同時に、自発的な学びへのモチベーションが生まれるような研修の機会とします。

また、今年度の成果をもとに、次年度へと内容を拡充し、小規模都市における公立ホール現職職員のための研修プログラムの構築へつなげていきます。

講 師 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター 五島朋子
    暮らし創造研究所代表 吉田まりえ
会 場 とりぎん文化会館・倉吉未来中心
授業数 4時間/回 計3回
開講期間 2014/1/17、1/21、1/28
  • 小規模都市における公立ホール職員のための現職研修「地域に愛される文化施設をつくるには?」
    ご案内申込書も掲載しています。[PDFダウンロード 約320KB
  • 「小規模都市における公立ホール職員のための現職研修」について(ご案内)
    PDFダウンロード 約140KB

上記の研修プログラムの内、

  1. 音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」~音楽と演劇で楽しむ宮澤賢治の世界~
  2. 講座名:「地域劇場」のためのアートマネジメント講座

の研修生を募集します。

研修プログラム申込用紙[PDFダウンロード約50KB]

研修プログラム申込先

国立大学法人 鳥取大学

地域学部 附属芸術文化センター

文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」

アートプロジェクト事務室

技術補佐員: 塩崎 めぐみ(火・水・金8:30〜17:00)

〒680-8551

鳥取市湖山町南4丁目101番地

TEL: (0857)31-5980 (内線3280)

FAX: (0857)31-5076 (内線3036)

E-mail: power_of_culture@adm.tottori-u.ac.jp

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