地域調査実習(地域教育)

地域学部では、各学科が2年次必修科目として「地域調査実習」を開設しています。
地域教育学科では、具体的な地域における諸活動を教育という視点から捉え、科学的な手法を用いて疑問を検証する基礎的方法を学ぶとともに、検討、調査・分析、発表にかかわる技能と態度を身につけることを目標としています。

1年間の流れ

4月オリエンテーションとテーマによるグループ分け
文献検索法を学ぶ

5月

研究テーマに関する文献調査と研究内容の検討

6月調査法を学ぶ
①アンケート調査法
②観察法
③インタビュー法

7月調査・研究計画をたてる
中間報告会の開催

8月~11月 調査・研究の実施

12月報告書にまとめる

1月学内での発表会の開催
(地域教育学科1年生も参加)

地域調査実習(地域教育)テーマ

2016年度のテーマ一覧

テーマ 内容&方法
デートDV予防啓発活動の実際 「鳥取県DV予防啓発支援員養成事業」の一環として、デートDV予防啓発支援員の研修を受けた後、実際に高校や中学校に出向いて、生徒への学習活動を行います。
鳥取の在日1・2世の生きた証を残す

鳥取県内の在日の歴史は、内藤正中が内務省関係資料を使いある程度これまで明らかにしてきている。しかしながら、個々の在日の歴史を積み上げて歴史を描くという作業は、ほぼ行われないまま、1世が徐々になくなっている状況である。このグループでは、在日1世、2世の聞き取りを行う。
地域の伝統文化に関する調査

山陰には江戸時代より「一式飾り」と呼ばれるユニークな祭りの伝統が、いくつかの地域で受け継がれている。「一式飾り」とは、暮らしの道具を用いた「見立て遊び」であり、毎年新たな作品が祭りで飾られ人々の目を楽しませている。そこで、7月中旬と8月下旬に出雲地方を中心に祭りのフィールド・ワーク調査を行う。
海外にルーツをもつ子どもの学びと育ち 近年、外国にルーツをもつ子どもが急増している島根県出雲市に行く。そうした子どもたちの学びをささえるNPOの活動(放課後や夏休みの学習支援教室)に参加し、関係者と語りあいながら、多文化化する地域社会における学びの可能性を探る。
鳥取に生まれ暮らす子どもたちの育ちを考える 鳥取に生まれ育つ子どもたちは、どのような人たちと関係を結び、支えられながら育っていくのか。今、そこには どんな課題があるのか。子どもたちの健やかな育ちを支える場として、学校以外の育ちの場について考える。具体的な候補としては、学童保育、放課後等デイサービス、保健センター などを訪ねてみたい。
兵庫県香美町の「ふるさと教育」に関する実地調査 兵庫県香美町が推進する「ふるさと教育」について、主にカリキュラムの系統性について明らかにすることを目的として、香美町教育委員会及び兵庫県立村岡高等学校と連携・協力しながら実地調査を行う。調査結果は、香美町の地域おこしや地域教育の実践活動に資するものとなることが期待される。
地域を紹介するパンフレット(教材)づくり 地域政策学科3年科目「むらおこし論」と共同で行う。この調査は、日南町やまちづくり協議会、日南小学校と連携した取り組みである。日南小学校ではふるさと学習に取り組んでいるが、一町一小学校のため、子ども達や先生方も町内各地区については知らないことも多くある。そこで、地域の情報収集や聞き取り調査等を行い、子ども達の教材にもなりそうな地域を紹介するパンフレットを作成する。
子どもの思考力・想像力・表現力を育てる教材開発&イベント実践 鳥取大学地域学部サテライトキャンパス「SAKAE401」を小さなテーマパークに見立てて、子ども達を対象として、思考力や創造力、表現力を育てることをねらいとした教材の開発とイベントを実施する。調査(観察、アンケート調査など)する。子どもの発達段階や興味関心などしっかりふまえた上で、みなさんの若い感性を駆使して、子ども達を虜にするイベントの内容検討・実施計画作り・広報・開催・調査・評価を行く。
高校生による地域探求 鳥取中央育英高校では、昨年より「地域探究の時間」と称して、総合的な学習の時間に地域フィールドワークを行っている。この授業への参与観察を通して、高校生が地域に関わることの意味について考える。
アクション・リサーチ 鳥取大学生活協同組合の店舗(予定)を利用して、アクション・リサーチを行う。
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