大山町との大山ツーリズム実験

大学と大山町とが連携して大山におけるツーリズムを体験し、課題の抽出と提言を行った。夏と秋の現地体験及びWS2回を行った。

活動・事業の内容紹介

鳥取県は観光立国を目指しており、来年は大山を舞台に国際エコツーリズムサミットが行われる予定である。そこで、鳥取大学地域学部の学生・教員と大山町役場職員等が実際に大山のツーリズムを体験してその評価及び改善点等について議論した。

まず、2012年8月に、第1回ツーリズムモニターとして大山町で、「大山乗馬センター乗馬」「あきたブルーベリー農園ブルーベリーの摘み取り」「ブナの森ウォーク」「大山寺周辺ウォーキング」「妻木晩田遺跡公園遺跡・資料館見学」「大山自然歴史館での大山の自然・歴史学習」「阿弥陀堂での大山寺住職講話と座禅」「宿坊での宿泊」「大山登山」「大山ものづくり学校旧香取分校跡でものづくり」等の体験を行った。

また、2012年11月には、第2回大山ツーリズムモニターとして、「農家民宿」「そば打ち」「湧くわく天然温泉 ラピスパ入浴」「香取村ミルクプラント見学」「大山寺周辺散策」「コウボパンこさじいち・植田正治写真美術館見学」等の体験を行った。 この間、学生延べ12名教員延べ4名が参加、町役場の方々と一緒になって体験を行った。更に、2012年11月及び2013年1月に教員、学生、役場の方々で2回のワークショップを行った。 参加者は、第一回目ワークショップ、教員2名、学生21名、役場職員2名他である。

また、第二回目ワークショップの参加者は教員2名、学生13名、役場職員2名他であった。 これら現地での体験及びワークショップを通じて、個別施設毎の評価及び改善点等について議論を行い、さらにこれらを踏まえて、全体として、「交通アクセス」「ツーリズムメニュー」「宿泊体制」「行政の対応・体制」等についての議論及び提言を行った。全体として、大きな可能性を秘めている大山ツーリズムの振興に一定の貢献を行ったと考えている。これらは提言書として報告書を取りまとめている。

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