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イベント案内

このコンテンツでは以前に行われたイベントに関する情報等を掲載していきます。

12月
レクチャーシリーズ・鳥取大学大学開放推進事業 芸術文化とまちづくり
紙を漉いて家具を作る パルプロ展
アートフォーラム2008 安田侃 講演会

レクチャーシリーズ・鳥取大学大学開放推進事業

芸術文化とまちづくり

芸術文化のもつ魅力や特性を、地域づくりやコミュニィの新しい関係づくりに活かしていく多彩な実践が、今、注目されています。
アートによって醸成されるこれからの地域社会像を、各地の事例から探ります。
どなたでも参加できます。
●会 場  城下町とっとり交流館 高砂屋
●参加費無料(要申込み
●第1回「新しい公共を生み出す~呼吸するお寺應典院の挑戦
 第2回「地域づくりを担う芸術文化拠点
 第3回「打ってでる美術館の実践~高知県立美術館の活動から

第1回

新しい公共を生み出す~呼吸するお寺應典院の挑戦


應典院外観
應典院の外観

第1回 12月3日(水)午後7時~9時
講 師 秋田光彦氏 浄土宗大蓮寺住職・應典院代表

1997年に浄土宗大蓮寺の塔頭寺院として再建された應典院は、お葬式をしないお寺として知られ、劇場ホールや研修室、オープンスペースを持つ、ユニークな文化施設として広く市民に親しまれています。そもそもお寺の活動の原点は「学び・癒し・楽しみ」。教育・福祉・芸術文化など人間らしく生きていく上でなくてはならない活動の実践に、NPOやアーティストと協力し合って、様々に取り組んでこられました。歴史と伝統を持つお寺を地域コミュニティの中心として再生していこうという試みを牽引してこられたご住職にお話しを伺います。
講師プロフィール
秋田光彦氏 浄土宗大蓮寺住職・應典院代表

1955年大阪府生まれ。明治大学文学部演劇学科卒業。情報誌『ぴあ』を経て、石井聰亙監督とダイナマイトプロダクションを創設、再若手映画プロデューサー兼脚本家として、「狂い咲きサンダーロード」「爆裂都市」「アイコ16歳」などを送り出し、日本映画にインディーズの旋風を巻き起こす。30歳を過ぎて、浄土宗教師となり、教化情報センター21の会事務局長として、数々のイベントやメディアのプロデュースを手がける。97年、大蓮寺塔頭應典院を、NPOと若いアーティストの拠点として再建。著書に『生命と自己』『人間の未来と宗教』など。大阪経済大学大学院で現場の視点から「人間共生」を伝える。

《應典院ホームページ》 http://www.outenin.com/

地域づくりを担う芸術文化拠点

第2回 12月18日(木)午後7時~9時
講 師 松本茂章氏 高知県立女子大教授 文化政策研究
官民、あるいは芸術家と市民、また企業やNPOなど、多様なアクターの協働により運営される文化施設を通して、新しい地域経営の担い手が育ち、21世紀の市民社会構築に貢献しつつあります。官民パートナーシップによる地域経営(地域ガバナンス)という観点から、各地のユニークな芸術文化拠点を、リアルな現場の声も交えながら紹介していただきます。
講師プロフィール
松本茂章氏 高知県立女子大教授 文化政策研究

1956年生まれ。2006年4月から現職。専門は政策科学、文化政策学、まちづくり政策論。なかでも、自治体文化施設をめぐる官と民の接点に関心がある。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程(前期)修了。 著書に『芸術創造拠点と自治体文化政策 京都芸術センターの試み』(水曜社、2006年)、『指定管理者は今どうなっているのか』(共著 水曜社、2007年)など。全国各地の文化施設を訪れ、月刊誌『地方自治職員研修」(公職研)に「施設から見る自治体の“文化水準”」と題した連載を続けている。日本文化政策学会理事、日本アートマネジメント学会関西部会長、文化経済学会<日本>関西支部事務長。早稲田大学卒業後、読売新聞に入社して社会部記者、支局長、デスクなどを務めたので、メディアにも関心を持っている。

《高知県立女子大》 http://www.kochi-wu.ac.jp/~bunkagak/staff_matsumoto.html

打ってでる美術館の実践~高知県立美術館の活動から

第3回 1月21日(水)午後7時~9時
講 師 藤田直義氏 高知県立美術館館長
本格的なホール機能を持つ高知県立美術館は、質の高い舞台公演を製作・提供することでも全国的に高く評価されています。また、高知県は、コミュニティシネマが盛んな土地であり、映画やCDの製作といった事業にも取り組んでおられます。さらに、最近では、アートで地域を元気にすることを目的に、美術館を出て実施する「休・廃校活性化プロジェクト」が始まっています。通常の公立美術館の領域を超えて、ユニークな活動を展開する高知県立美術館の実践と成果を、その牽引者である藤田館長にうかがいます。
講師プロフィール
藤田直義氏 高知県立美術館館長

1955年高知市出身。(株)四国銀行勤務のかたわら映画の自主上映活動を約15年間行う。1994年(財)高知県文化財団に出向。高知県立美術館アートコーディネーターとして高知県立美術館ホールの企画を中心に携わる。1981年に自分で立ち上げた自主上映団体[ムービー・クラッシュ]の上映方針が高知県立美術館の上映プログラムの基になっている。1996年(財)高知県文化財団企画課長兼務。399席の美術館ホールや中庭、エントランスを使った、200以上の映画、演劇、ダンス、コンサートを企画・実施。映画「ちんなねえ」ビデオ「和紙の身体」CD「水辺の情景」制作。2002年(株)四国銀行から(財)高知県文化財団に転籍。2006年4月より副館長。2007年4月より現職。

《高知県立美術館》 http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

参加はいずれも事前のお申込みが必要です。
下記までお問い合わせください。
お問い合せ・申し込み
 電話0857-31-5126 
 e-mail tgoto@rstu.jp(鳥取大学地域学部 五島朋子)
主催 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター・アートマネジメント学会山陰部会
〒680-8551 鳥取市湖山町南4丁目101 Phone/0857-31-5073 Fax/0857-31-5076

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