トップページへ

イベント案内

このコンテンツでは以前に行われたイベントに関する情報等を掲載していきます。

1月
アルテフェスタ2006 劇団ハッピーアース公演「ハッピーアース」
アルテフェスタ2006 吉田章一シューベルト「冬の旅」を歌う
藤本由紀夫展ーsee / hearー



藤本由紀夫《ICED DICE》
1987年 作家蔵



藤本由紀夫《HOLE OF SOUND》
1988年 作家蔵


藤本由紀夫《EARS WITH CHAIR》
2005年 作家蔵
(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館での展示)
撮影/高嶋清俊

藤本由紀夫展ーsee / hearー
高等教育機関「知の財産」活用推進事業

2007年1月16日(火)~1月28日(日)
午前9時~午後5時 会期中無休/入場無料
16日(火)16時より作家を囲み、ささやかなレセプションを行いますのでご参加ください。


アーティスト・トーク[先着100名]
hear&thereー見ることと聞くこと
2007年1月21日(日)午後2時~聴講無料
講師/藤本由紀夫
会場/高砂屋多目的交流室(和室)


「サウンド・オブジェ」と呼ばれる音を発する作品により、国際的に評価の高い藤本由紀夫(1950年名古屋市生まれ、大阪市在住)の鳥取初個展。本展では、明治期の商家の和室や土蔵に新作を含む代表作約30点が展示され、見る者を新しい知覚の体験へと誘う。

主催:鳥取大学地域学部
   (附属芸術文化センターおよび地域文化学科)
後援:鳥取県、鳥取県教育委員会、鳥取市、
    鳥取市教育委員会
ゲスト・キュレーター:尾崎佐智子

問い合わせ先:
鳥取大学地域学部庶務係
〒680-8551 鳥取市湖山町南4丁目101
TEL 0857-31-5073 FAX 0857-31-5076 http://www.tottori-artcenter.com

高砂屋(城下町とっとり交流館)
〒680-0046 鳥取市元大工町1番地
TEL&FAX 0857-29-9024
JR鳥取駅から鳥取市営100円循環バス「くる梨」青コースで15分、寺町下車、徒歩2分
中国自動車道「佐用」ICから鳥取市方面へ車で約1時間30分
無料駐車場あり(3台駐車可、満車の場合は鳥取市役所駐車場を利用、徒歩3分) 
マップ

高砂屋について
鳥取市の中心部、元大工町にある「高砂屋」(城下町とっとり交流館)は、綿商いを営む商家「池内邸」の店舗兼住居を改装した文化施設で、城下町の風情を残す建物を生かした町作りを目指す鳥取市により新たな文化交流の拠点として整備され、2006年4月にオープンした。明治中頃に建設された木造2階建ての高砂屋は、広い土間、一本ものの梁や突き出た帳場など当時の鳥取の商家の基本構造を示す重要な作例であるとともに、1943年の鳥取大地震、1952年の鳥取大火という2つの大きな災害から奇跡的に免れたという点においても、現存する数少ない商家として貴重な建造物であると言える。鳥取環境大学新事業研究会の学生が鳥取市の指定管理者として高砂屋の管理・運営にあたり、2階の和室や板の間を文化活動などに有料で貸し出しを行っているほか、1階には緑豊かな中庭を眺めながら蕎麦や抹茶などの軽食が味わえる休憩室が設けられ、地域住民の憩いの場となっている。なお建物の愛称「高砂屋」は、旧所有者の屋号を引き継いで名付けられた。

<藤本由紀夫プロフィール>
サウンド・アーティスト。1950年名古屋市生まれ。1975年大阪芸術大学音楽学科卒業。電子工学を利用した音楽活動を経て、80年代半ばより身の回りのオブジェを用いた「音」を発するユニークな作品を制作し、「サウンド・アート」と呼ばれる新たな表現領域の第一人者として国際的によく知られている。国内外で個展やグループ展を多数開催。近年では、2001年の第49回ヴェネツィア・ヴィエンナーレの日本館代表作家の一人に選ばれたほか、2006年秋に生地の名古屋市美術館で大規模な個展が開かれた。また西宮市大谷記念美術館で一年に一日だけを会期として1997年から2006年までの10年間にわたり実施された「美術館の遠足」では、展示室の他、収蔵庫、搬入口、学芸員室、庭など美術館全体に作品を展示し、大きな話題を呼ぶ。2007年には広島市現代美術館、国立国際美術館、和歌山県立近代美術館他で個展を開催予定。現在、京都造形芸術大学教授。大阪市在住。
 藤本は、オルゴールやキーボードなど通常の楽器のみならず、角砂糖や時計、パイプといった音とは直接関係のないレディメイド(=既製品)に手を加えて音を出す作品に仕立てる。それらは「サウンド・オブジェ」と呼ばれ、鑑賞者が実際に作品に触れることによって音を発するものが多く、視覚をはじめ聴覚、触覚などの五感を駆使して作品を鑑賞するのが大きな特徴となっている。このような鑑賞者参加型の藤本の作品は、とかく難解に思われがちな現代美術でありながら子供からお年寄りまで楽しむことができる親しみやすさがある。

〒680-8551 鳥取市湖山町南4丁目101 Phone/0857-31-5073 Fax/0857-31-5076

Copyright(c)2004-2012 TOTTORI UNIVERSITY ART CENTER. All Rights Reserved.

サイトデザイン&制作 有限会社キーワード http://www.keyword-co.net/