お知らせ

鳥取の美術&文化リサーチ講座 / ゲスト講師レクチャー④のご案内

2020.12.14

[実践活動編B] 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」では、ゲスト講師によるレクチャーを開催いたします。

鳥取の美術&文化リサーチ講座
ゲスト講師レクチャー④

日 時|2021年1月7日(木)19時〜
ゲスト講師|小田原のどか(彫刻家、彫刻研究者、版元運営)
会 場|オンライン開催(参加希望者へ別途ご案内いたします)

つくること、書くこと:土地との関わりから考える

概要

私は2011年から長崎原爆碑の調査をはじめ、現在も継続しながら、ここでの調査や経験をもとに制作や執筆を行ってきました。東京から長崎に通いながら見えてきたものが、自分の制作にいかされています。近年では東京の戦争記念碑、九州のほかの土地への関心、また水俣や北海道など、関心や調査対象が多岐にわたっていますが、フィールドワークや記録資料の読解などの調査を、つくること、書くことに展開するという方法論は変わっていません。今回は、そのような方法論がどのように立ち上がっていったのか、具体的な出来事とともに、お話しできればと思います。

プロフィール

小田原のどか(おだわら・のどか)
彫刻家、彫刻研究者、版元運営。1985年生まれ。多摩美術大学彫刻科卒業後、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻を経て筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程修了。芸術学博士。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」。「芸術新潮」「東京新聞」「美術手帖(ウェブ)」にて美術評連載。2021年1月号「群像」(講談社)にて評論の集中連載がスタート。主な編著に『彫刻1:空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』(2018)、『彫刻の問題』(白川昌生、金井直との共著、2017)。主な受賞にアロットメントトラベルアワード2018、群馬青年ビエンナーレ2015優秀賞、第12回岡本太郎現代芸術賞。主宰する版元からロザリンド・クラウス『Passages in Modern Sculpture』邦訳を刊行予定(翻訳:中野勉)。

参加申込について

・参加を希望される方は2021/1/5(火)12時までに参加申込フォームからお申し込みください。(希望するプログラムをチェックする際、「その他」に『鳥取の美術&文化リサーチ講座 ゲスト講師レクチャー④』とご記入ください) → 参加申込は締め切りました。
※鳥取の美術&文化リサーチ講座の受講アンケートにご回答いただいた方(受講生、聴講生、ゲスト講師レクチャーのみ参加、のいずれかに回答)の再申込は不要です。

定員:先着30名とさせていただきます。予めご了承ください。

本講座に関するお問い合わせ先

メール artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(蔵多)

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