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08: 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」 / 「徳持耕一郎 イノベーターとしての足跡」開催のお知らせ

2019.11.21

本講座の受講生を中心に組織された実行委員会が主催する展覧会及びトークショーを以下の内容で実施いたします。


 

徳持耕一郎 イノベーターとしての足跡
2019年12月3日(火)〜12月20日(金)
 
■概要
徳持耕一郎は、ジャズ・ミュージシャンを「線」によって空間の中であらわす「鉄筋彫刻」で知られています。1993年に「鳥取県民文化会館(現・とりぎん文化会館)」開館時にはじめて発表して以来、「鉄筋彫刻」は彼の代表的なシリーズとなりました。
鳥取という地方都市を拠点にしながらも、国内外で展覧会を開催し、エディ・ゴメス・トリオのCDジャケット制作やウォルト・ディズニー社との仕事など、その活動は国際的に注目を集めています。技術レベルから活動領域まで常に新たな領野を切り拓くことを目指す徳持は、アーティストである以上に、イノベーターと言えるかもしれません。徳持の母校である鳥取大学で開催される本展覧会では、「鉄筋彫刻」はもちろん、版画、ポスター、スケッチ、スライドショーなどの展示によって40年におよぶその活動の足跡を辿ります。
 
■プロフィール
徳持 耕一郎(とくもち・こういちろう)
1957年鳥取市生まれ。造形作家。江戸時代の浮世絵に魅せられ、鳥取大学工学部を中退。木版画・銅版画・石版画・シルクスクリーンなど版画全般を創形美術学校版画科で学ぶ。1989年ニューヨークでの個展の際、ニューヨークのアートとジャズに感化され、ライブをスケッチしたことからジャズを「線」で描くことに目覚める。「鉄」という素材との出会いから、線による3D表現でミュージシャンを表現する「鉄筋彫刻」というスタイルが誕生。数々の個展をはじめ、ジャズフェスティバルとのコラボレートや、NHK『美の壺』の表題彫刻など多彩に活躍。2019年に作品集『線で奏でるJAZZ』(青幻舎)を発行。
 
■スペシャルトーク
「ローカルからイノベーターになること」
徳持耕一郎 聞き手=筒井宏樹(鳥取大学地域学部准教授)
日時=2019年12月14日(土)14時-
場所=鳥取大学地域学部棟2階2450
入場無料/予約不要
 
 
徳持耕一郎 イノベーターとしての足跡
会 期 2019年12月3日(火)〜12月20日(金)
    (CDLは土日休館。附属図書館は22日まで)
時 間 図書館 = 8:40-23:00(土日9:00-17:00)
    CDL = 10:00-18:00(土日休館。14日(土)13:00-18:00)
場 所 鳥取大学附属図書館、鳥取大学コミュニティ・デザイン・ラボ(CDL)
観覧料 無料
主 催 徳持耕一郎展覧会IN鳥取大学実行委員会
共 催 鳥取大学附属図書館、鳥取大学地域価値創造研究教育機構
    鳥取大学地域学部附属芸術文化センター
助 成 2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
    2019年度 鳥取大学学長経費事業
お問い合わせ TEL 0857-31-5930(事務局 蔵多)
       artma-info@ml.rs.tottori-u.ac.jp(事務局 蔵多)
 
※附属図書館は、利用者カードの作成または当日入館申込票の記入によってご来館頂けます。
※CDLには、一般の方も自由に入場できますが、授業等の使用時に入館出来ない場合もございます。
※駐車場は有料ですが、1時間は無料です。

今回のみの単発参加も可能です。皆様のご来場、お待ちしてます。
08: 鳥取の美術&文化リサーチ講座「現代美術を学び、鳥取美術&文化を調べる」

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