教育理念

地域学部の理念

地域学部の理念人々が生活している空間の広がりとそこでの社会関係、それが「地域」です。この世界は多様な規模と内容からなるさまざまな「地域」が寄り集まってできています。地域を考えることは人類が解決を迫られている多くの課題を考えることに他なりません。既存の学問体系を「地域」の視点から再構成し、地域に存在するさまざまな公共課題の解決を目指す、これが「地域学」です。私たちが暮らしている空間、まちづくりや文化活動、自然環境や人を支える教育など、地域社会を構成しているあらゆるものが地域学の研究対象です。

地域学部では、地域の公共課題を環境、文化、 教育および政策の四つの視点から教育し、地域の維持可能な発展を担うキーパーソンを養成します。

たとえば、人々が現実に地球環境問題に気づくのはそれぞれが住む地域においてです。 この問題を解決しようとするとき、 個別の地域を越えて地域間関係やあるいは地球規模で解決しなければならない課題が見えてきます。

文化は、人々のアイデンティティや生きる意味にかかわる人間社会の根源的な課題です。世界規模の消費文化だけでなく、地域の創造的な文化や芸術とその地域間関係に着目し、これを活用することが活力ある社会の実現につながります。 これらの課題解決にあたっては、学校だけでなく人々が生活している地域の教育力をいかに構成し、高めていくかが求められます。今日の教育には学校の中だけでは解決困難な問題が多くあり、地域の教育力を高めていかなくてはなりません。

さらに、活力ある地域づくりの実践には地域が自らの資源と能力を生かしていくための政策が必要です。行政、住民、企業等が新たな関係をつくるための理論形成と実践が求められます。

これら理念の実現のため地域学部には地域政策学科、地域教育学科、地域文化学科、地域環境学科、芸術文化センター、子どもの発達・学習研究センターが設置されています。

既存の学問を「地域」の視点から再構成し、公共課題の解決を目指す